「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
信長の友にして、誰よりも織田家に尽くした仁将、丹羽長秀。その右筆・太田牛一は、長秀の記を秘かに残そうとする。本能寺の変で長秀は、ある秘策を立てていた…。「信長公記」を編纂した右筆の視点で描く歴史絵巻。〔「織田一」(光文社文庫 2023年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐々木功
- 略歴
- 〈佐々木功〉大分県出身。早稲田大学第一文学部卒業。「乱世をゆけ」で第9回角川春樹小説賞を受賞し、デビュー。ほかの著書に「慶次郎、北へ」がある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
織田一の男、丹羽長秀
2019/06/10 14:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
織田信長の小説には必ず登場する丹羽長秀。しかしながら、主人公になることは決してなかった地味な存在。これを題材にするという勇気ある挑戦と。ただ、太田牛一からの目線なため、同氏の考えや生き様まで踏み込んだ展開になっていない点が残念。プロローグとエピローグの謎解き合わせも今一つ。読者を唸らせるのであれば、嫡男長重の、長秀亡き後の生き様を通じた上でエピローグに繋げればもっと立体感が生まれたであろう。今後の作者の執筆活動の参考になれば幸いである。