- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/07/01
- 出版社: 誠文堂新光社
- サイズ:19cm/143p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-416-51954-7
紙の本
蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界 もふもふでかわいく優美 刺繡で魅せるモス図鑑
毒がありそう、粉っぽい…。蝶に比べてマイナスなイメージをもたれがちな「蛾」だが、翅には繊細で美しい模様が描かれている。蛾の刺繡と、寄主植物、モチーフとなった蛾に関連した絵...
蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界 もふもふでかわいく優美 刺繡で魅せるモス図鑑
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商品説明
毒がありそう、粉っぽい…。蝶に比べてマイナスなイメージをもたれがちな「蛾」だが、翅には繊細で美しい模様が描かれている。蛾の刺繡と、寄主植物、モチーフとなった蛾に関連した絵を掲載し、蛾の生態等も紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
■昆虫好きや博物学好きから熱狂的な支持を得る美術作家・蛾売りおじさん初の著書■
鱗粉を刺繍糸に置き換え、蛾への愛を込めて一針一針刺した超絶技巧の刺繍作品の数々を掲載。
生態観察からはじまる制作秘話をはじめとした、蛾への偏愛ぶりをしめすエッセイも収録。
つぶらな瞳とウサ耳のような触角のかわいらしさに定評があるカイコをはじめ、
宝石のように美しいサツマニシキ、ペルシャ絨毯のような魅惑的な装いで春を告げるイボタガ、
枯葉に隠れる“蛾界”の忍者・ムラサキシャチホコなど、個性豊かな蛾、全44種を紹介。
監修は国立科学博物館動物研究部の神保宇嗣氏。
氏自身も中学時代に蛾に魅了されて以来、蛾の世界にハマっていったという。
また、蛾界において圧倒的な存在感を示すブログ「蛾色灯」の飯森政宏氏によるコラムも掲載。
優美で妖しくも、モフモフでかわいい蛾の世界へあなたをいざないます。
The magnificent world of Moths by gauriojisan
※本書は、刺繍作品を写真を中心に紹介するものです。作品の作り方は掲載しておりません。
■目次
はじめに 蛾はミューズであり師でもある。その美しい世界
◇PART 1 人と蛾
オオミズアオ
カイコ
ヤママユ
クスサン
シンジュサン
ヨナグニサン
チャドクガ
ムクゲコノハ
ヒメクジャクヤママユ
マダガスカルオナガヤママユ
column「人類と蛾の関わり」
◇PART 2 季節の蛾
イボタガ
オオスカシバ
クロメンガタスズメ
ヒトリガ
ムラサキシタバ
ウスタビガ
ヒメヤママユ
ミノウスバ
イチモジフユナミシャク
column「蛾で感じる日本の四季」
◇PART 3 擬態する蛾
アケビコノハ
ムラサキシャチホコ
トビモンオオエダシャク
ツマキシャチホコ
ケンモンミドリキリガ
アゲハモドキ
コシアカスカシバ
カノコガ
キハダカノコ
column「知的好奇心による芸術」
◇PART 4 美しい蛾
サツマニシキ
オキナワルリチラシ
ビロードハマキ
アミメリンガ
サラサリンガ
アカハラゴマダラヒトリ
アカスジシロコケガ
シンジュキノカワガ
マダラニジュウシトリバ
モンキシロノメイガ
オオトモエ
ウンモンスズメ
ベニスズメ
エゾスズメ
キイロスズメ
ロージー・メープルモス
column「蛾、その美しきもの」
あとがき 果てしない蛾の世界にいざなう「かわいい」という入り口
さくいん
***************************************【商品解説】
目次
- はじめに 蛾はミューズであり師でもある。その美しい世界
- ◇PART 1 人と蛾
- オオミズアオ
- カイコ
- ヤママユ
- クスサン
- シンジュサン
- ヨナグニサン
- チャドクガ
著者紹介
蛾売りおじさん
- 略歴
- ■蛾売りおじさん(ガウリオジサン)
蛾をモチーフにした刺繍や絵などの作品を制作する。
散歩しながら蛾を探すのが日課。
蛾をデザインしたグッズも制作している。
ギャラリーでの展示を中心に活動し、生き物系、アート系の即売会にも出展する。
作品制作をつうじて蛾の印象向上に努めている。
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紙の本
美しい「蛾」
2020/11/19 20:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
蛾の図鑑かと思ったら刺繍の本でした。びっくりです。いえ、図鑑でもあるのか・・・。
蝶々がモチーフになることはたくさんあるけど、蛾って珍しいですよね。
そして、改めてみると、こんなにきれいなのか!って驚きです。
紙の本
立体表現の刺繍で伝える蛾の美。
2019/08/19 11:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバーのきれいな蛾は「糸でつくられた作品」。刺繍でつくった蛾のブローチ。
ネットではかなり知られているこのような蛾の作品が本になった。
蛾の質感を刺繍糸で、がなかなかリアル。しかもブローチという立体表現は見る角度も変えて楽しめる。立体造形をいろいろな角度で写した写真もよいが、本書内では食草や幼虫などの植物画(リトグラフのような雰囲気)とのコラボもなかなかおもしろい。
制作過程の写真などもあり「刺繍枠を使ってチクチク鱗粉を置いていくんだ」と感心することしきりだった。図鑑風の丁寧な説明の中に「制作秘話」混じっている。作者自身がさまざまな技法を積み重ねていった様子もわかる文章である。スカシバの類や模様が透けている部分、普通は見えない翅の裏側を見せるための工夫など随所に技術が光っている。
形態や生態のわかるちょっとした図鑑でもあり、蛾のみどころを伝える芸術作品集でもあり、眺めて何度も楽しんだ。そのうち実物(生きている蛾のほうも、作品のほうも)もみてみたい。
紙の本
やられた
2019/08/07 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニテングタケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
虫は見るのも嫌なくらい嫌いだったのに、何故か表紙を見て惹かれてしまった。
刺繍だから実際の蝶や蛾の芋虫っぽい生々しい感じがないからかな?と思ってページをめくっていくと、こんなに奇麗なのかと驚愕した。
ふわふわな感じは本物もそうなのか気になるところだけど怖いので実物とは比較できずにいるけれど、奇麗すぎて刺繍にしたくなる気持ちは伝わった。
少しだけ蛾を好きになったけれど本物はやっぱり遠慮したいな。