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紙の本
日本大空襲 本土制空基地隊員の日記 (ちくま学芸文庫)
著者 原田 良次 (著)
太平洋戦争時、帝都防衛の任をおびていた陸軍飛行第五十三戦隊。その整備兵であった著者は昭和19年11月から敗戦に至るまで、文庫本の余白に日記を書き綴っていた。兵士の視点で本...
日本大空襲 本土制空基地隊員の日記 (ちくま学芸文庫)
日本大空襲 ──本土制空基地隊員の日記
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商品説明
太平洋戦争時、帝都防衛の任をおびていた陸軍飛行第五十三戦隊。その整備兵であった著者は昭和19年11月から敗戦に至るまで、文庫本の余白に日記を書き綴っていた。兵士の視点で本土空襲の全貌を書いた貴重な記録。【「TRC MARC」の商品解説】
帝都防衛を担った兵士がひそかに綴った日記。各地の空爆被害、斃れゆく戦友への思い、そして国への疑念……空襲の実像を示す第一級資料。解説 吉田裕【商品解説】
帝都防衛を担った兵士がひそかに綴った日記。各地の空爆被害、斃れゆく戦友への思い、そして国への疑念……空襲の実像を示す第一級資料。解説 吉田裕【本の内容】
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紙の本
太平洋戦争の戦火が激しくなる中で書き綴られた記録です!
2020/04/15 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、太平洋戦争当時、陸軍飛行第53戦隊の整備兵として任務にあたっていた著者が、日本本土への空襲が本格化する昭和19年11月から翌年8月の敗戦に至るまでに密かに書き続けたメモを纏めた書籍に纏めたものです。同書には、日々、疲弊していく兵士、膨らんでいく戦争、そして国家への疑念、荒廃していく国土や次々と死んでゆく戦友への痛切な思いが書き綴られています。同書の構成は、「1 東京の空敵一機」、「2 マリアナ基地からのB29渡洋爆撃」、「3 本土空襲本格化」、「4 焼夷爆撃への転換」、「5 東京壊滅する」、「6 主要都市への無差別爆撃」、「7 沖縄進攻作戦と軍需工場攻撃」。「8 底をついた日本の航空戦力」、「9 敵機日本全土をおおう」、「10 破局」、「11 むなしき戦争」となっています。
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よくぞ、書き残しておいてくれた
2020/01/21 08:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで、子ども向けの本などで、
「毎日空襲がありました」などという記述を見ると、
毎日あるわけないだろ、大げさな!
と思っていたのですが、それをちょっと考え直しました。
ひとつの街からみれば、毎日空襲があるわけないけど、
日本全国で見れば、ほぼ毎日米軍機が来襲していた。
日本軍はほとんど迎撃できなかった。
物量も性能も格段に違うのだから。
陸軍の飛行基地で軍務についていた著者の仕事は、
最初は、飛行機の整備だが、
のちには、機体温存のための避難ばかりになる。
戦争の態をなしていない。
なのに政府・軍部は戦争をやめようとしない。
そんな、戦争の不合理が如実に分かる。
あの時代に、よくぞ、書き残しておいてくれたものだ。