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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2019/06/18
  • 出版社: 小学館クリエイティブ
  • サイズ:26cm/61p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-7780-3543-3
絵本

紙の本

奈良監獄物語 若かった明治日本が夢みたもの

著者 寮美千子 (著),磯良一 (イラスト)

明治時代、奈良の町につくられた赤煉瓦の美しい刑務所は、罪を償う人々を見守り、戦後は少年刑務所として傷ついた子どもたちの心を癒し、育んだ。人生を再出発するための希望の場所と...

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奈良監獄物語 若かった明治日本が夢みたもの

税込 1,320 12pt

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商品説明

明治時代、奈良の町につくられた赤煉瓦の美しい刑務所は、罪を償う人々を見守り、戦後は少年刑務所として傷ついた子どもたちの心を癒し、育んだ。人生を再出発するための希望の場所として設計された旧奈良監獄の歴史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

西洋式監獄で不平等条約の撤回を目指す

奈良監獄は司法省の建築技官だった山下啓次郎(ジャズピアニストの山下洋輔氏の祖父)が設計しました。
明治政府は不平等条約の撤回を目指していましたが、諸外国は「きちんとした司法制度がない」「まともな牢獄がない」「受刑者の人権が守られていない」という理由で応じませんでした。

そこで政府は、受刑者の人権に配慮した立派な刑務所を作るべく、山下を海外視察に向かわせました。

山下は38か所の刑務所の建築を見てまわり、帰国後、全国五カ所にレンガ造りの監獄を設計しました。

こうした奈良監獄の設立の理由や社会背景、明治から昭和にかけての人権問題、戦後になって少年刑務所として使われてからの更生教育や職業訓練にも力を入れるようになったことなどを、イラストを交えて描いてあります。

刑務所のレンガの美しい壁は、少年たちを社会から隔離するためのものでなく、差別や虐待で傷ついた心の傷を癒すための防波堤であり、社会復帰を目指す受刑者の学校や職業訓練の場所だったということがよくわかります。

そんな建築物を明治時代に設計・建設していたことに驚きます。『奈良監獄物語』は、そうした歴史的変遷や役割を一人称で語る大人も楽しめるノンフィクション絵本です。【商品解説】

目次

  • 坂の上の赤煉瓦
  • 美しい刑務所
  • 明治五大監獄
  • 黒船来航と不平等条約
  • ギス監から近代的監獄へ
  • 囚人たちが積んだ赤煉瓦
  • 五翼放射状舎房
  • 暗い時代
  • 阿修羅さまたちの疎開
  • 若草理容室

著者紹介

寮美千子

略歴
〈寮美千子〉1955年東京生まれ。毎日童話新人賞、泉鏡花文学賞受賞。「奈良少年刑務所を宝に思う会」を立ち上げる。著書に「あふれでたのはやさしさだった」など。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

設計者山下啓次郎の理念

2019/07/01 16:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

書店で一目惚れして購入。美しい赤レンガの西洋建築である奈良監獄109年の物語。明治時代の司法省技官山下啓次郎の設計によって建てられた。それまでの罪人懲罰を目的とした劣悪な牢屋でなく、罪人の更正を目的とした文化的建築物である。

2017年3月31日までは、奈良少年刑務所として役割を果たしていた。少年の更正プログラムに携わった寮美千子さんによると、皆傷つきやすい優しい少年だったという。父親から虐待を受けた少年が母親を偲んで詠んだ一行詩が心に響く。

空が青いから 白をえらんだのです

山下啓次郎氏が設計した五大監獄のうち、完全な形で現存するのは此処だけである。今後は観光利用されるようだが、山下啓次郎氏の理念に反している気がしてならない。私たちが刑務所のあり方を思う時、ともすれば懲罰志向に陥っていないだろうか。

子どもだけではなく大人にもお勧めの一冊である。

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紙の本

重文になった監獄の歩み

2022/05/21 19:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

恥ずかしながら明治五大監獄というのを初めて知った。
奈良監獄はその一つ。立派な理念のもと、素晴らしい近代建築としてそこにあり続けた。
明治からの歴史を踏まえ、現在の保存運動までを素敵な絵とともに紹介してあり、大変大変勉強になった。

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2019/11/28 10:07

投稿元:ブクログ

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2020/08/17 05:05

投稿元:ブクログ

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