ルパンの帰還 （講談社文庫 LUPIN）

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ルパンの娘とその子供がバスジャックに巻き込まれるところから、話は始まります。新キャラのホームズの娘の冴え渡る推理で事件は解決しますが、さらに黒幕がいることが判明。事件はあまりにも意外な方向に転がっていきます。
　本巻も期待以上に面白い展開で、さらに今回登場した二人の新キャラは、違った意味で、ルパン一家の敵となりそうで、第３弾が俄然楽しみになりました。ところで、ホームズの娘の片腕が、黄門様の｢弥七｣みたいに感じたのは私だけでしょうか。

　ところでテレビドラマの方は、小説とはかけ離れた展開であることや、深田恭子の大根芝居が見るに堪えられなくなり、私は２話で挫折しました。それにしても、テレビも原作に忠実にドラマ化した方が面白くなったのではないかと思います。

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投稿者：おどおどさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

第２シリーズまでは描かれないのですかね？（話題性次第？）シリーズとしては、まだまだ続けていってほしいです！

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投稿者：みえ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人間関係の背景が面白く、複雑な線が段々と繋がっていく感じが面白かったです。

ただ、逆恨みで殺人と未遂を繰り返すのが、泥棒一家と警察一家のバラエティー感のある楽しい雰囲気と合わず、そこがマイナスポイントでした。

が、そこを差し引いても、引き込まれる作品でした。

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投稿者：dsukesan　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

単純に面白い。バラバラな事件が、徐々に一つの奔流となって流れ出す。その流れの辿り着いた先は本当の川の本流であった。この巻の物語は、新たな物語の序章だったのだ。
壮大な敵が立ち上がる。早く続きが読みたいと思う。ドラマとはまた一味違う、本格的なサスペンス。でもドラマの影響で、脳内変換により三雲華は深田恭子で、北条三雲は橋本環奈に、三雲尊は渡部篤郎になる。しかし全く違和感なく読めるし、その配役が本当にハマっていると思えた。その意味でドラマもキャスティングにばっちり成功していたのだろうと思う。

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投稿者：トッツアン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

華と和馬が結婚して杏という娘も出来ごくごく普通に暮らしているのがよい。華の悩みは娘の杏の隠れた才能が開花しつつあること。一方で桜庭家と三雲家との職業柄の板挟みに夫婦が悩まされる。
そこに新しい登場人物として北条美雲という代々探偵業を生業としている家庭の娘が刑事として登場。
また、ルパンの「帰還」とあるように三雲家の隠された暗部というべき長女の登場となる。
バスジャックから話が始まるが、結局のところ事件の解決はどうなったのかが有耶無耶な気がする。
終わりには、北条美雲が恋をして相手がまたややこしい。
いったいどうなるやら、続巻に期待する。
ミステリー等と思うと肩透かしを食らう。そこだけが不満。

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投稿者：トッツアン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

華と和馬が結婚して杏という娘も出来ごくごく普通に暮らしているのがよい。華の悩みは娘の杏の隠れた才能が開花しつつあること。一方で桜庭家と三雲家との職業柄の板挟みに夫婦が悩まされる。
そこに新しい登場人物として北条美雲という代々探偵業を生業としている家庭の娘が刑事として登場。
また、ルパンの「帰還」とあるように三雲家の隠された暗部というべき長女の登場となる。
バスジャックから話が始まるが、結局のところ事件の解決はどうなったのかが有耶無耶な気がする。
終わりには、北条美雲が恋をして相手がまたややこしい。
いったいどうなるやら、続巻に期待する。
ミステリー等と思うと肩透かしを食らう。そこだけが不満。

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投稿者：ノッポ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

警察一家、泥棒一家に加え、探偵一家が登場します。新登場人物として、探偵一家の娘である「北条美雲」が警視庁捜査一課の「和馬」の部下になり、難事件を鋭い視点で解決していきます。泥棒一家の娘である「華」が大活躍して事件を解決していくのかと思っていましたが違いました。「華」と「和馬」の娘の「杏」に泥棒一家の血がちゃんと受け継がれていて面白く読めました。続編「ホームズの娘」もどんな話の展開が待っているのか楽しみです。

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投稿者：たっきい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作に続き、友人が貸してくれた一冊。今作では探偵一家のムスメが新たなキャラとして登場。新人刑事とは思えないキャラでした。内容は前作よりもシリアスな話。個人的には前作の方が好きかなぁと思います。でもまだまだ話は続くようですので、以降も期待です！

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投稿者：miki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

障害を乗り越えて恋愛を成就させた和馬と華が、なんだかごく普通の夫婦になってしまった感じがしてつまらなかったです。
前作は、ありえない設定の中にもリアルな思いがあり、コメディと言えど、涙を誘われてしまう場面がありましたが、今回は皆無。
起きた事件もしょぼいもので、読まなくても良かったかな、と言うのが正直な感想です。