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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/08/10
- 出版社: 化学同人
- サイズ:19cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7598-2010-2
紙の本
人体、なんでそうなった? 余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳
人類が進化の最高傑作ならば、なぜしょっちゅう風邪を引くのか? なぜ手首に無駄な骨が多くあるのか? 人体の構造や機能の「欠点・欠陥」に焦点をあて、なぜそうなったのかを進化の...
人体、なんでそうなった? 余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳
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商品説明
人類が進化の最高傑作ならば、なぜしょっちゅう風邪を引くのか? なぜ手首に無駄な骨が多くあるのか? 人体の構造や機能の「欠点・欠陥」に焦点をあて、なぜそうなったのかを進化の歴史を紐解きながら語る。【「TRC MARC」の商品解説】
人間の体には驚異的な複雑性や無数の細胞が備わっている一方で,多くの欠点が残されたまま進化している点を指摘する本.具体的には,網膜は後方を向いている,尻尾の痕跡が残されたままになっている,手首の骨の数が多すぎる,リンパ節自体は人体の健康維持に何の役にも立っていない,脳は人間の意識をだましたり偏見をもたらす傾向がある,人間は他の動物と異なり自分で必要なビタミンや栄養素を作り出すことができないなど.精巧で緻密な神秘性が強調されることの多い人体だが,その進化は実は突然変異によるマイナーチェンジを修正しながら行われてきた.本書では,人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにする.【商品解説】
目次
- はじめに:みよ,母なる自然の大失態を
- 1章 余分な骨と,その他もろもろ
- (網膜が後ろを向いているわけ.鼻水の排水口が副鼻腔の一番上にあるわけ.膝が悪くなるわけ.椎間板の間の軟骨がいとも簡単にずれるわけ,などなど)
- 2章 豊かな食生活?
- (ほかの動物とはちがって,人間がビタミンCやビタミンBを食事で摂らねばならないわけ.子供や妊娠している女性のほぼ半数が鉄分を摂っているのに貧血気味なわけ.人類がみなカルシウム不足なわけ,などなど)
- 3章 ゲノムのなかのガラクタ
- (ヒトが,機能している遺伝子とほぼ同じくらい多くの壊れていて機能していない遺伝子も持っているわけ.DNAが過去に感染した何百万ものウイルスの死骸を保持しているわけ.DNAの奇妙な自己複製箇所がゲノムの10パーセント以上を占めるわけ,などなど)
著者紹介
ネイサン・レンツ
- 略歴
- 〈ネイサン・レンツ〉ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ教授。生物学を教える。『トゥデイ』『ナショナル・パブリック・ラジオ』『アクセス・ハリウッド』など全国メディアに出演。
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興味深い
2019/10/02 08:08
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人体の不思議について、興味深く読ませてくれました。写真やイラストがきれいで、楽しめました。翻訳が、わかりやすいです。