紙の本
女性とのトラブルだけに限らないものもあると考えれば、それなりに読める、生き方磨きに
2022/11/30 13:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章が男性向けに書いてあって確かに思い当たる節はあるにはあるのですが、書き方が極端に女性視点からに偏りすぎてませんかね?なんか、わがまままな愚痴(生理で辛いのに職場の男性達が冷房をガンガンに効かせるのが辛い→他の女性はどう思ってる?職場はあなただけのものじゃないですよ、ディズニーランドの話→何も腹を立てて帰るこたないだろう、せっかく彼氏が企画したのに…大人しめのアトラクションを2人で楽しめばいいだけ)もあったりで、俺らはお前らの執事召使いじゃねぇと、女性に気に入られるために男として生まれてきたわけではないのですが…。
紙の本
相手がそれで喜ぶのか。
2021/06/15 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
相手がそれで喜ぶのか、とても難しい。サプライズは大抵困惑しかない。手伝ってくれるにしてもこちらが後始末しなければならないのは苦痛になる。
相手がプレゼントに喜ばなかったからって怒らないで欲しい。また悪口を言う女に引くと言いつつ、男同士になると女の悪口や品評をするのか、それを一考。
紙の本
期待しすぎの私から勝手に言わせてもらえれば『よかれ』は既に「当てようとして外す」です
2020/12/17 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待しすぎの私から言わせてもらえれば『よかれ』は既に「当てようとして外す」です。ーーーそれに気付かない間は、ある意味で「しょうがない」のでしょう。「気が付くまで」じっと待つしかないのかも。ーーーまっ、ちょっとでもそれに気付いたら、サッサと、そこから脱出して、無重力の浮遊感たっぷりの、ある種の自由の世界へと出て行ってしまい、いつまでも「気がつかないンだから仕方ないじゃぁないか!」との開き直りなんか、さっさと終わらせて「片意地」も脱ぎ捨てて、新たな宇宙へと飛んでくがいい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんださん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバー表紙から想像すると女性向けに書かれた本に見えますが、内容は、男性が男性向けに書いた本です。手軽に読める構成になっていますが、専門家との対談など、まじめな本です。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性が読んだら共感できるし、男性が読んだら、女性はそう考えているんだということを、知ることができる。夫婦で読んでも面白そう。
投稿元:
レビューを見る
タイトルや表紙の絵の印象よりも中身はいたって真面目な良書。とても良い内容なのだが、この本を読んでほしい人には届かないんだろうな…
投稿元:
レビューを見る
女の側から見た「妻のトリセツ」、男の側から見た「LOVE理論」。全く解釈は違うが全く同じことを言ってるこの2冊は男と女の性差を殊更に主張し、ああしろこうしろとラベリングする指南書だ、、、ということが「よかれと〜」を読んで痛感した。
男と女の性差の、「その先」を本書では糸をほぐすように分析して根底に流れる問題を浮き彫りにしてくれる。全男性に読んでほしいが、この本を読むような人はきっと本書に登場するホモソーシャル村の住人ではないのだろう。
いじめもハラスメントもDVも。被害者よりも加害者のカウンセリングが必要なのだから。
投稿元:
レビューを見る
女のわたしはわかる〜ある〜!って言いながら読む本なのかなって思ったけど、ジェンダーについての意外とまじめな内容だった。「教えて、先生!」っていういろんな先生にお話を聞くコーナーがとってもいいです。
投稿元:
レビューを見る
読了。読むのは、しんどかった。性教育の話で、学生の感想に「レイプが女性の人格を切り裂く殺人的行為だなんて考えたこともなかった。セックスのバリエーションのひとつくらいに思っていた」とあり、冷や水を浴びせられた気分になった。
投稿元:
レビューを見る
自分に当てはまるものはごく一部でしたが、それ以外のものについても「あ~、わかる」というカンジで読み進めていましたから、ここに書かれているのと同じ”芽”は自分のなかにも確実に存在するのであろうと感じました。
それにしても人間の内側をここまで論理的に分析されている点、また文章表現としても的確な言葉を選び、読み手に正確に伝わるよう丁寧に書かれている点が素晴らしい一冊であると思います。
PART4でも書かれていますが、自分の内面をのぞき、自分の感情や考えたことを正直に言語化してゆくこと、これが大切な点であり、そういうスキルを身に付けたいですね。
投稿元:
レビューを見る
89)仕事とプライベートで別人のようになってしまう男はプライベートでは気を抜きたいという思いがあるかもしれないが、その代償として妻に負担が集中してしまっていたとしたらそれをどう考えるのか。家事の指示を出す側のコストはどうなるのか、ぞんざいに扱われた女性側のフラストレーションはどうすればいいのか。問題はこういった視点に欠けていることに核心がある。計画性がゼロの夫、指示待ち人間になる上司、恋愛のリスク管理をしない男子はその典型だし母親に強く出る、SNSで男尊女卑的な発言、モラハラ気味の彼氏に関しても構造は同じ。緊張感や他者の目がなくなると顔を出すその人の奥底に眠る性質。いくら本人にとって楽な状態でもそれを見せられた側は現実に戸惑いや恐怖を感じる。それに対する想像力の欠如が問題の根底にある。自分が楽になった分だけ相手にネガティブなポイントが貯まっていくとしたら恐ろしい気がしませんか?他者との関わり合いの中でそれらが思わぬ影響を生み出してしまうことは意識しておいて損はない。自分にとって面倒なことは相手にとっても面倒なことかもしれないし、プライベートでなるべく楽をしたいと思うならその気持ちを相手に伝えた上で共同作業を進めていく方がフェアな態度。更に自分の奥底に眠る性質を把握しそれについて周囲と話し合ってみるのも対策になる。
94)(偽りの)プライド=うぬぼれ、思い上がり、虚栄心
95)ありがとう、ごめんなさいを言わない
感謝や非を認めることを自分を低い位置に置く行為と捉えていて娘や部下よりも上の立場にいる自分には到底受容できない行為だと考えている
自分が詳しい話は得意気に語るが知らない話題になると話の輪から外れる
詳しい=上、詳しくない=下と捉えており自分が下のポジションになることが耐えられない。
このようなマインド故に不機嫌やギクシャクとした防御反応を発動
96)何かと上下や勝ち負けに還元してしまう価値観
面白い男友達がいるという話はしてもあなたはつまらないと言っているわけではないし知らない話題が出たからといって周囲の人は知らないなんてダサいなどと思っているわけではない。ネガティブな感情を発生させた原因は相手でなく自分自身に他ならない。自分と他人を比較する、感謝や謝罪を表現するのは負け、仕事において男は女より上にいるべき、知らないわからない、助言や提案を受けるのも負けという感覚が自分自身の首を絞めているのが実態。だとするとネガティブな感情を態度で表してしまうことは極めて身勝手。自縄自縛な訳でその責任を相手に転嫁するのはおかしい。自分のケツは自分で拭けよ。こういった理不尽さ意味のわからなさこそ男のプライドが否定的な意味の言葉になっている原因。
98)ザ比較思考、ザ男は女に負けちゃいけない教。勝手に比べて勝手に負けた気になっていただけなのにその感情を自分で処理できず恋人に当たり散らす事で解消しようとするとは。こんな幼稚な現象をプライドなどという言葉でコーティングするのはどうなのよ。自尊心が傷ついた訳でも誇りが踏みにじられた訳でもなく単に自分で自分の感情を拗らせただけの話でありこれぞまさに偽りのプライドではないか。自分の非を認めることは負けじゃないし知らないことがあるのは優劣とは関係なく単なる事実に過ぎない。悪いと思ったら謝るべきだし腑に落ちないなら論理的に伝えるべき。また自分ではどうにもならない嫉妬心や劣等感に苛まれてしまったならそれを素直に認めストレートに吐露する方が良い。たとえ幼稚で無茶苦茶な感情表現に思えたとしてもそれは動かしがたい事実だし相手からしたらいきなり不機嫌になられるよりはずっとマシ。
132)男性の不機嫌の問題点とその構造
黙り込む、話しかけるなオーラを出す、テンションが低い、威圧的になる
相手が恋人ではなく先輩や上司だった場合、同じような態度に出るだろうか?不機嫌な態度に出ている人は相手を選んでやっている。この人なら大丈夫という計算あっての不機嫌な態度といえる。仮になんらかの不満や怒りを抱いたならばその理由を説明した上で相手に謝罪や改善を求めればまだコミュニケーションの余地は残る。しかし不機嫌な態度に出る人は理由の説明をせず「わかるだろ?」「察しろよ」と言わんばかりの態度で不機嫌を撒き散らす。
生き抜くための恋愛相談P112
不機嫌になれば要望が通るしプライドが保てるし相手が自分に合わせてくれる。そのため問題とむきあわずに済み体裁を取り繕うためのコストもかからない。そういう都合の良いことを経験的に知っているため「なんかムカつく」といった言語化できないネガティブな感情に陥った時、男は不機嫌になるという便利な手段を多用する
男=思い通りにならない→不機嫌
自分の中にあるイメージ、ルールや枠組み、思い描いていた手順、想定の範囲、期待していた展開から外れるとストレスを感じ機嫌を損ねる。そこで不機嫌な態度をとり相手から忖度を引き出してその解消を目指そうとする。
女=思いが伝わらない→不機嫌
丁寧に説明しても話が通じないし的外れな反応ばかり返ってくる。その絶望感や諦めの表現。
146)適当で大雑把な行為の背景には面倒くさいという感覚が存在している。椅子をしまうドアを閉める備品を元に戻す靴下を洗濯カゴに入れる丁寧に皿を洗う頼まれた家事を正確にこなす...どれも労力を要することエネルギーを使う。適当で大雑把にこなせば省エネ行為で自分は楽になる。その結果行方不明の備品や皿の洗い残しのツケが誰かに回る。考えればすぐにわかりそうな事だよね?どうして自分でやらないの?どれも簡単な事だよね?誰かが代わりにやってくれてる事にはどう考えてるの?そんな事も想像できないの?それとも俺の仕事じゃないと思っているわけ?と疑問を通り越して理詰めで追い込んでやりたいがそれすら抑制している。なぜなら指摘すると機嫌を損ねるから。
147)職場や家庭に限らず誰かと一緒に過ごすには必ず面倒がつきまとう。価値観も感覚も習慣も異なる他者との間にすれ違いが生じるのは当たり前だしその調整にかかるコストもバカにならない。そういった事を適当に大雑把にやっつける事は税金を払わない事にも似ている。洗濯物が取り込まれていなかった時、使った湯呑みを洗わずに放置していた時こんな小さな面倒すら負担する気がないんだなと絶望を感じている。それは面倒を押し付けられたモヤモヤというレベルを超えこいつとはもう一緒に生きていけないな何を言���ても無駄だな私の存在を軽く見ているんだなと心をシャットダウンされる事にも発展しかねない。嘘の詰めが甘い事すらどうせつくなら絶対バレないように頭を働かせろそれをしないのは怠慢だと受け取られている。
155)日本は女性優位な社会だと思っている男が相当数いる。映画館のレディースデーや女性専用車両。じゃメンズデーも男性専用車両も作る代わりに給料も逆にしていいですか?就職倍率も逆になったらどうなるかとなったら焦り出すはずなのにそこに想像が及ばない。自分が男である事で得をしている意識がない。
184)妻子がいるのに上司とキャバクラ通い=上司との付き合いだから仕方ない→どうして上司との付き合いだと仕方ないのか?本来なら上司の誘いを断れない理由やもし断ってもダメだったならその顛末を丁寧に説明するのが道理。
186)全ての上下関係が理不尽なものではないし、男だけが盲目的に従っている訳ではないが多くの女性の目に男が上下関係に従順すぎると映っている事は事実であり上司や先輩の命令だからと理由になっていない理由を印籠のように振りかざす割に実は単に思考停止しているだけという実態を見抜かれている。先輩の誘いは確かに断りづらい。でも約束をドタキャンされた恋人の気持ちはどうなるのかワンオペ育児を強いられた妻は快く許せるか。更に思考を放棄し感情を抑え込んで我慢を続けているといつのまにかその感覚すらなくなっていく。そういう人間が権力を持ち指示や命令をする側になったら今度は自分が下の者に理不尽を押し付ける先輩や上司になってしまう。そういう構造を再生産しない為にも上下関係に弱い自分を直視すべき。
203)DVは妻や恋人、虐待は子供や高齢者だから暴力を振るっている=腕力で勝てる相手、絶対にやり返される事がない相手だとわかった上でやっている→男らしさの規範に照らすと卑怯→自己矛盾=正当化のロジック
211)ボクシングのようなプログラム=殴るならちゃんと殴れ弱い者には手を出すな
ワードがワールドを作る=言葉で現実を認識する
217)ファンタジー消費=現実の生活に則し実際に生じた必要性ゆえに購入するのではなくRPGにおける装備やアイテムのようにそれを身につけるとあたかも自分が凄くなれるかのような気分に対してお金を払っている。自分の力量や現状を踏まえる事なく使いこなせないようなスペックを買ったりアイテムの力を借りて自分を凄く見せようとしたり抱えている課題や困難をグッズの力で一発解決しようと夢想するのは浅はか。買いたいという欲望が湧いた時=自分のリアルな内面を見つめるチャンス。
223)健康に無頓着で清潔感に欠け身体のケアをせず継続的なメンテよりリセットや一発解決的な対処を好み肉体の老化や衰えを直視せず身体に関する想像力が不足している。自己イメージが未更新=いつまでも若いと思っている
234)保守的で変化を嫌う男=豊かさへの無関心
人から見られている意識、他者の声に耳を傾ける姿勢、自分自身に対する疑い、未知なものに対するオープンマインド、新しいことに挑戦する意欲の欠如=コミュニケーションの余地がない→頭の固い父、融通の利かない教師、下の世代を否定したがる先輩
投稿元:
レビューを見る
目次を見るだけで胸が締め付けられます。ただ、男を糾弾するのではなく、失敗を論理的に諭してくれることで、男性それぞれが我が身を振り返ることができる内容になっています。耳が痛い事ばかりだけど、その分気づきも得られる貴重な一冊。
投稿元:
レビューを見る
分類が難しい……。
女性が男性に思う、「何で男ってこうなの!?」の疑問に答える本。
出てくるエピソードが、あるあるのオンパレードである。
一般的に男性の方が自分の感情の言語化が苦手で、あまり内省的な考え方をしない傾向にある。
特に、ずっとマジョリティとして生きていて、自分の人生に疑問を抱かずにきた人ほどその傾向が強いと思う。
今こそ、多くの男性が自分の感情と向き合い、人に言葉で伝えられる力を身につけてほしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
婦人公論.jp書評で注目!
女は「わかる! 」、男は「マジで?」 「すれ違い」の背景がわかる、衝撃のレポートとは。
投稿元:
レビューを見る
ファンタジー消費はものすごく理解できました。確かにわたしにもあるある。女性は話の内容を正確に理解することが求められている。ただ、実行はなかなか難しいです…