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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/06/25
- 出版社: 創風社出版
- サイズ:21cm/279p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86037-276-7
紙の本
伊予が生んだ実業界の巨人八木龜三郎 北洋漁業に名を刻む蟹工船の先駆者
著者 大成 経凡 (著)
愛媛県今治市出身で、かつて蟹缶詰製造量日本一を誇った蟹工船のオーナー・八木龜三郎は、北洋漁業ほか多岐に渡る事業を手がけ、社会事業にも熱心だった。小説とは違う「蟹工船」オー...
伊予が生んだ実業界の巨人八木龜三郎 北洋漁業に名を刻む蟹工船の先駆者
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商品説明
愛媛県今治市出身で、かつて蟹缶詰製造量日本一を誇った蟹工船のオーナー・八木龜三郎は、北洋漁業ほか多岐に渡る事業を手がけ、社会事業にも熱心だった。小説とは違う「蟹工船」オーナーの実像とその業績を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
わが国の母船式蟹漁業(蟹工船)の先駆者・八木亀三郎は、情けに厚いクリスチャンだった。北洋漁業以外にも海運・製塩・金融・造船・ガスなど多岐に渡る事業をてがけ、社会事業にも熱心だった。彼の業績を辿るとともに新資料により明らかになった、小林多喜二『蟹工船』とは違ったオーナーの実像に迫る。
愛媛県今治市波止浜には、大正時代半ばに愛媛県一の高額納税者だった実業家・八木亀三郎の旧宅が残される。屋敷はその頃に整備された近代和風建築で、八木家の生業は海運業・製塩業であった。亀三郎とその子・實通が蟹工船の先駆者であることから、いつしかそこは「カニ御殿」と称されるようになるが、父子は鮭鱒工船の先駆者でもあり、わが国の北洋漁業のパイオニアとしてその名を刻む。
蟹工船には負のイメージがつきまとうが、果たしてすべてが真実なのか。新資料から浮かび上がる日本一の蟹工船主の素顔に迫り、時代の波に翻弄され続けたその栄光と挫折の生涯に迫りたい。【商品解説】
目次
- 1.八木亀三郎翁の評伝に寄せて
- 2.序章
- 3.第一章 塩田で栄えた港町 波止浜
- 4.第二章 多角事業で財をなした浜旦那
- 5.第三章 愛媛有数の実業家への躍進
- 6.第四章 蟹工船〝樺太丸〟の船出と今商騒動
- 7.第五章 企業合同へと向かう北洋水産業界で
- 8.第六章 解散へと向かう八木本店と父子の死
- 9.八木亀三郎 略年譜
- 10.終章
著者紹介
大成 経凡
- 略歴
- 昭和48(1973)年、今治市波方町生まれ。東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業。
今治市を含む瀬戸内しまなみ海道地域の歴史をフィールドとする地域史研究家。
地元での愛称はケイボンさん。第49回久留島武彦文化賞受賞(2009年)。
『今治発!地域史研究家ケイボンがゆく』(創風社出版)で第29回愛媛出版文化賞奨励賞受賞(2014)。
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