- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/07/11
- 出版社: 草思社
- サイズ:18cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7942-2406-4
読割 50
紙の本
生き物の死にざま
著者 稲垣栄洋 (著)
生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのか。子に身を捧ぐハサミムシ、海と陸の危険に満ちた一生をおくるウミガメ…。生命の最後の輝きを描く、哀切と感動の29話...
生き物の死にざま
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商品説明
生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのか。子に身を捧ぐハサミムシ、海と陸の危険に満ちた一生をおくるウミガメ…。生命の最後の輝きを描く、哀切と感動の29話を収録。生きものイラストも掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
すべては「命のバトン」をつなぐために──
子に身を捧げる、交尾で力尽きる、仲間の死に涙する……
限られた命を懸命に生きる姿が胸を打つエッセイ!
生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう──
老体に鞭打って花の蜜を集めるミツバチ、
地面に仰向けになり空を見ることなく死んでいくセミ、
成虫としては1時間しか生きられないカゲロウ……
生きものたちの奮闘と哀切を描く珠玉の29話。生きものイラスト30点以上収載。
<目次より>
1 空が見えない最期──セミ
2 子に身を捧ぐ生涯──ハサミムシ
3 母なる川で循環していく命──サケ
4 子を想い命がけの侵入と脱出──アカイエカ
5 三億年命をつないできたつわもの──カゲロウ
6 メスに食われながらも交尾をやめないオス──カマキリ
7 交尾に明け暮れ、死す──アンテキヌス
8 メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス──チョウチンアンコウ
9 生涯一度きりの交接と子への愛 タコ
10 無数の卵の死の上に在る生魚──マンボウ
11 生きていることが生きがい──クラゲ
12 海と陸の危険に満ちた一生──ウミガメ
13 深海のメスのカニはなぜ冷たい海に向かったか──イエティクラブ
14 太古より海底に降り注ぐプランクトンの遺骸──マリンスノー
15 餌にたどりつくまでの長く危険な道のり アリ
16 卵を産めなくなった女王アリの最期──シロアリ
17 戦うために生まれてきた永遠の幼虫──兵隊アブラムシ
18 冬を前に現れ、冬とともに死す“雪虫”──ワタアブラムシ
19 老化しない奇妙な生き物──ハダカデバネズミ
20 花の蜜集めは晩年に課された危険な任務──ミツバチ
21 なぜ危険を顧みず道路を横切るのか──ヒキガエル
22 巣を出ることなく生涯を閉じるメス──ミノムシ(オオミノガ)
23 クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ──ジョロウグモ
24 草食動物も肉食動物も最後は肉に──シマウマとライオン
25 出荷までの四、五〇日間──ニワトリ
26 実験室で閉じる生涯──ネズミ
27 ヒトを必要としたオオカミの子孫の今──イヌ
28 かつては神とされた獣たちの終焉──ニホンオオカミ
29 死を悼む動物なのか──ゾウ【商品解説】
目次
- 1 空が見えない最期──セミ
- 2 子に身を捧ぐ生涯──ハサミムシ
- 3 母なる川で循環していく命──サケ
- 4 子を想い命がけの侵入と脱出──アカイエカ
- 5 三億年命をつないできたつわもの──カゲロウ
- 6 メスに食われながらも交尾をやめないオス──カマキリ
- 7 交尾に明け暮れ、死す──アンテキヌス
- 8 メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス──チョウチンアンコウ
- 9 生涯一度きりの交接と子への愛 タコ
- 10 無数の卵の死の上に在る生魚──マンボウ
著者紹介
稲垣栄洋
- 略歴
- 〈稲垣栄洋〉1968年静岡県生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専門は雑草生態学。静岡大学大学院農学研究科教授。著書に「世界史を大きく動かした植物」など。
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紙の本
生命の神秘
2020/07/31 18:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
自然界の生物たちの、多種多様な生態に驚かされます。子孫を残すことだけを定められた生き物と、人間との違いも浮き彫りになっていました。