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商品説明
偽薬は効く。なぜだろうと考えたとき、科学に依拠する現代医療の限界、現代人が不健康になる思考パターンに気づいた−。偽薬を売る会社の創業者が、会社の理念と取り組みをまとめ、偽薬をとおして現代医療の問題点を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
京大薬学系大学院を修了、製薬会社の研究員として薬品の開発を手がけた著者は、今、偽薬を売っている。それは偽薬が効くからだ。なぜ効くのか科学的には説明できないけれど、「プラセボ(偽薬)効果」という言葉があるくらい厳然と効く。なぜだろうと突き詰めて考えた時、科学の限界、科学に依拠する現代医療の限界、健康を求める現代人がむしろ不健康になってしまう思考のパターンに気づくことになる。そこに気づく人が増えれば、医療の形は大きく変わらざるを得ない。薬科学の申し子が、科学の向こう側を透視する超問題作。【商品解説】
目次
- 1章 偽薬は効く
- 偽薬とプラセボ
- 19世紀後半、フリントのリウマチ熱に対する「プラセボ治療薬」
- 1940年代、内胸動脈結紮手術
- 1957年、クレビオゼン
- 1960年代初頭、パークとコーヴィの実験
- 1970年、ルパレロの実験
- 1970年、池見・中川の実験
- 1980年代、エイダーの条件付け実験
- カステスの喘息・バニラ実験
著者紹介
水口 直樹
- 略歴
- 〈水口直樹〉1986年滋賀県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了。プラセボ製薬株式会社代表取締役。
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紙の本
知らないことを知識にしてゆく過程は楽しい
2023/11/02 17:12
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はプロセボ製薬というベンチャー企業の創業者、ところが彼は「医薬品は扱っていません、食品を扱っています」という、???。プロセボ効果って、知らないことを知識にしてゆく過程は楽しい