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紙の本
黒髪と美の歴史 (角川ソフィア文庫)
著者 平松隆円 (著)
垂髪、結髪、そして盛り髪。これらは、日本の歴史のなかで突然あらわれたものではない。「源氏物語」から現代まで、髪を指標として、ひとと社会や文化との関係性を読み解く。〔「黒髪...
黒髪と美の歴史 (角川ソフィア文庫)
黒髪と美の歴史
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商品説明
垂髪、結髪、そして盛り髪。これらは、日本の歴史のなかで突然あらわれたものではない。「源氏物語」から現代まで、髪を指標として、ひとと社会や文化との関係性を読み解く。〔「黒髪と美女の日本史」(水曜社 2012年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
『源氏物語』では漆黒の長い垂髪が美人の条件として描かれ、女は黒髪のために日に何度も梳(くしけず)り、米のとぎ汁で髪を洗っていた。武家社会では髪を結うようになるが、時代とともに髷は実用性を離れて華美になっていく。男も髪が薄く髷が結えなくなると「添え髪」をし、白髪は墨で染めてごまかした。なぜ黒髪は「美しい」とされるのか。数多くの文献を渉猟し豊富な図版とともに、髪形が社会に規定されてきた歴史を明らかにする。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 「盛り髪」の流行
- 盛り髪の登場/ナチュラル、ゴージャス、やわらかさ/巻き髪ブーム/巻きから盛りに/盛りでかわいくなる
- 第2章 昔は、人生の節目に髪を削いだ
- 思いどおりにならない/通過儀礼として/契りを結ぶためにも
- 第3章 長い黒髪は美人の条件
- 背丈より長い/ただ黒いだけでは美しくない/不美人を表現する/変えることのできない想い/美しくするには/神頼みも辞さない
- 第4章 髪の長さは身分に関わる
- 伸ばしたくても伸ばせない/邪魔なときには/耳にかけることも許されない
著者紹介
平松隆円
- 略歴
- 1980年、滋賀県生まれ。化粧心理学者、東亜大学芸術学部准教授、トータルビューティ学科長。2008年、化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。国際日本文化研究センター機関研究員(講師)、京都大学中核機関研究員、タイ国立チュラロンコーン大学専任講師を経て現職。著書に『化粧にみる日本文化』『邪推するよそおい』などがある。
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