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読割 50
紙の本
夏だけが知っている (角川文庫)
著者 喜多嶋隆 (著)
父親と2人暮らしの高校生の航一のもとに、腹違いの妹・凛がやってきた。素直でひたむきな妹を見守るうち、クールな航一の心はざわめきだす。その矢先、思わぬ事件が起きて…。湘南の...
夏だけが知っている (角川文庫)
夏だけが知っている
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商品説明
父親と2人暮らしの高校生の航一のもとに、腹違いの妹・凛がやってきた。素直でひたむきな妹を見守るうち、クールな航一の心はざわめきだす。その矢先、思わぬ事件が起きて…。湘南の町を舞台に描く、ピュアで切ない恋愛小説。【「TRC MARC」の商品解説】
父親と二人暮らしの高校二年生の航一のもとに、腹違いの妹がやってきた。素直で一生懸命な彼女を見守るうち、兄の心は揺れ動きはじめる……海辺の町を舞台に描く、限りなくピュアでせつないラブストーリー。【商品解説】
著者紹介
喜多嶋隆
- 略歴
- 5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。
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紙の本
『夏だけが知っている』
2019/08/12 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉山で小さな釣り船屋を営む父と二人で暮らす高校2年生の航一
「お前になんと言われてもいいが、実は、私には隠し子がいたんだ」
父にそう告げられ一緒に住むことになった一歳違いのその妹凜は、泣き虫でどんくさい〈漁村の小娘〉だった
しかし、凜の釣りの才能が業界の人の目に止まり、名人との釣り対決、雑誌やテレビ番組での特集、CM出演と露出が増え、騒ぎが広がっていく
醒めた目でこの状況を受けとめていた航一だが、凜の素朴でひたむきな姿に接するうちに心が揺れはじめる
《血の繋がった妹を抱きしめキスをしている。これから、僕らはどうなるのだろう……》
喜多嶋隆の新作は湘南の港町を舞台にしたピュアで切ないラブストーリー、2019年7月刊
〈この作品を書くために、僕は作家になった〉となるのだろうか……。
そのような思いを抱かざるを得ない作品が、作家人生の中で時にはあるものだ。
そして、僕にとって、今回の小説がそんな一作であった事をいま確信している。──「あとがき」より
紙の本
美しい
2019/08/29 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
父親と暮らしていたが、そこに腹違いの妹がやってくる。ピュアな妹を接しているうちに、気持ちに変化が表れてきて。