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危険なビーナス (講談社文庫)
著者 東野圭吾 (著)
弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てば...
危険なビーナス (講談社文庫)
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商品説明
弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てば経つほど彼女に惹かれていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
惚れっぽい独身獣医・伯朗が、新たに好きになった相手は、失踪した弟の妻だった
恋も謎もスリリングな絶品ミステリー!
「最初にいったはずです。
彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」
独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話--「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と、最近結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。
【商品解説】
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意外な犯人と、納得いく説明
2019/11/03 10:14
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり東野圭吾はおもしろい。
複雑な家族と行方不明の弟。
ただものではない魅力的な「弟の妻」。
相続を巡るあやしい一族。
ちょっと気になる職場のパートナー。
そして、さすが理系作家の東野圭吾だけあって、
脳医学だか精神医学だかが絡むし、数学も絡む。
あ、生物学もか。
意外な犯人と、納得いく説明がちゃんとある。
科学への賛美と、科学を盲信したり科学至上主義になったりへの警鐘も併存する。
やっぱり東野圭吾の作品は、読ませるなあ。
ひとつだけ文句を言えば、カーリーヘアの美女って
具体的にどんな女性を想像したらいいんだろう?
ちょっとわからん。
映像化したらどうなるのかしら。
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伯郎くんと楓さん
2019/09/03 22:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャリンコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野さんの作品は数多く全て本をまだ読んでいませんが、サスペンス・SF・推理・ロマンスなど多彩な小説があり楽しく読ませて頂いています。今回の作品は伯郎くんと楓さんとのラブストリーのような気がします。伯郎くんの惚れやすい性格を巧みに楓さんが操っている気がします。とても楽しく最後まで読まさせて頂きました。さすが東野さんだと思っています。今後の作品も期待しています。
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間違いない
2022/07/19 13:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いです!導入も謎めいていて引き込まれますし、ストーリーが進むにつれて誰もが怪しくなっていきます。結末まで真相がわかりませんでした。
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ドラマ化
2021/01/31 15:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを先に見てしまったので、結末が異なるのかどうなのか、途中展開もどうなっていくのかとても楽しみです!
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ハラハラドキドキ
2021/01/25 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎が謎を呼び、怪しい登場人物ばかりで誰を信じていいのか、誰が嘘をついて、誰が本当のことを言ってるのか疑心暗鬼で進み、最後はノーマークの人物が...
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殺人は起きるけど…
2019/11/16 22:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレになりますが…。悪人と思ってたら嫌みなだけで悪人でなかったり、え!?もしかしてこの人…!!って思ったらそうだけど動機が読むまで謎だったり。最後は明るく終わらせてるようで、そこは東野作品、何か今に通ずる課題を残しています。
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危険なビーナス
2019/09/25 20:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野作品の中でも傑作の部類に入ると思います。遺産相続かと思わせて後天性サバン症候群、フラクタルの数論の話とストーリー展開していくところが面白く、楓さんがいろいろ変わり周りの人間関係も見方を変えると良いやつだったり、手の込んだミステリーだと思いました。
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失踪した弟を弟の婚約者と探すミステリー
2021/09/03 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
失踪した弟を、弟の婚約者と共に探し始める。調査の中で、弟が引き継ぐ遺産をめぐる思惑が交錯し、さらに16年前に死んだ母親の死の謎に迫っていく。
次々と出来事が起こり、少しずつ状況が明らかになっていくので、最後まで楽しく読めました。
若干上手く行きすぎてるようにも感じましたが、それすらもトリックになっているんですね。
TVドラマ版は「楓は本当に明人の妻なのか?何者なのか?」で割と引っ張っていたのに対して、小説ではその疑念はあまり出てこないのが意外でしたが、小説の方が出来事の謎解きがメインということですね。
動物病院の蔭山元美さんがいいキャラをしていました。
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ドラマもお勧め♪
2021/03/06 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見てからの読書です。なので、展開はある程度分かってるのですが、それでも楽しめました。主人公も婚約者も少しずつドラマとは印象が違ってます。なので、ドラマを見た方も普通に楽しめるかと思います。最初から怪しいと思ってる人がやっぱり怪しかった…という典型的なパターンですが、そこは東野作品なので、安心して読めます。
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さすが
2021/02/26 19:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:げっつー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化されているだけに小説も面白かった。
東野圭吾の書く本はすべて面白い。
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テレビドラマとイコールではないので
2020/11/08 17:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yura - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマ化を見たときは、正直、作品の質よりもキャラを売る、マンガチックで、何か類型化されたわかりやすすぎる作品かと思いましたが、原作はいつもの東野ミステリ(軽く楽しく読めるほうのタイプ)でホッとしました。初めはテレビ化された時点の役者が浮かんできましたが、途中からは話自体に引き込まれて、一気に読み切りました。もし、テレビ化を見て読んだ気になってしまったら、本のほうがおもしろいのに残念です。
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最初から読み直したくなると思います
2020/11/01 17:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
驚きの結末です。こんなことになってたとは。最初から読み直したくなると思います。それだけ意外な結末だと思います。最後も洒落てます。
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危険なビーナス
2020/01/09 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後のドンデン返しがポイントでしょう。怪しげな人物が多数でてきます。脳手術がやや悩ましいですが、展開が早く一気の読み終わりました。潜入警察官の楓さんが女性として魅力的に描かれていました。ミニブタの飼育は阻止すべきでしょう。
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怪しいとは思ったけど・・
2019/08/20 12:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
弟夫婦の帰国理由は、父親の容態悪化のため。
なのに、肝心の弟は失踪って、いきなり会ったこともないどころか、結婚すら知らされていなかった弟の妻に言われてもね~~。
サスペンス部分はスリル満点。
男女関係はコミカル。
おいしいとこ取り?
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莫大な遺産の行方
2022/04/06 23:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかふじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然現れた弟の妻に、一緒に夫の行方を捜して欲しいと頼まれた主人公が、
莫大な遺産争いに巻き込まれていく話。
その遺産が何なのかとか、弟の行方や主人公の母親の死の真相は最後まで明かされず、
伯朗と行動を共にする楓の素性も謎に包まれていて最後まで目が離せない。
楓のキャラクターが底抜けに明るいので、作品の雰囲気は重苦しくなく軽い印象。
主人公伯朗が女性に惚れっぽいところが笑えた。