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紙の本
未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)
著者 ポール・クルーグマン (著),トーマス・セドラチェク (著),大野和基 (訳)
テクノロジーは資本主義をどう変えるか? 我々は資本主義をどう修正するべきか? 国際ジャーナリスト・大野和基が、世界の「知の巨人」7人にインタビューし、「未完」のその先の姿...
未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)
未完の資本主義
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商品説明
テクノロジーは資本主義をどう変えるか? 我々は資本主義をどう修正するべきか? 国際ジャーナリスト・大野和基が、世界の「知の巨人」7人にインタビューし、「未完」のその先の姿を考える。『Voice』等掲載に加筆。【「TRC MARC」の商品解説】
経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。
批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。
本書は、
●テクノロジーは資本主義をどう変えるか
●我々は資本主義をどう『修正』するべきか
について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」七人に訊ねた論考集である。
経済学、歴史学、人類学……多彩な視座から未来を見通し、善き資本主義を考える、知的興奮に満ちた1冊。
◆ポール・クルーグマン(ノーベル賞経済学者)
――我々は大きな分岐点の前に立っている
◆トーマス・フリードマン(『フラット化する世界』著者・NYタイムズコラムニスト)
――「雇用の完新世」が終わり「人新世」がはじまる
◆デヴィッド・グレーバー(文化人類学者・ウォール街占拠運動の理論的指導者)
――職業の半分がなくなり、「どうでもいい仕事」が急増する
◆トーマス・セドラチェク(『善と悪の経済学』著者・チェコ共和国経済学者)
――成長を追い求める経済学が世界を破壊する
◆タイラー・コーエン(ジョージメイソン大学教授・経済学者)
――テクノロジーは働く人の格差をますます広げていく
◆ルトガー・ブレグマン(ジャーナリスト・歴史家)
――ベーシックインカムと1日3時間労働が社会を救う
◆V・M=ショーンベルガ―(オックスフォード大学教授・ビッグデータの第一人者)
――「データ資本主義」が激変させる未来【商品解説】
機械化した経済社会では、働き方はどう変わるのか。ノーベル経済学者他、世界の知の巨人たちによる最先端の論考集。【本の内容】
機械化した経済社会では、働き方はどう変わるのか。ノーベル経済学者他、世界の知の巨人たちによる最先端の論考集。【本の内容】
収録作品一覧
我々は大きな分岐点の前に立っている | ポール・クルーグマン 述 | 18−43 |
---|---|---|
「雇用の完新世」が終わり「人新世」がはじまる | トーマス・フリードマン 述 | 44−69 |
職業の半分がなくなり、「どうでもいい仕事」が急増する | デヴィッド・グレーバー 述 | 70−95 |
著者紹介
ポール・クルーグマン
- 略歴
- 〈ポール・クルーグマン〉ニューヨーク市立大学大学院センター教授。ノーベル経済学賞受賞。
〈トーマス・フリードマン〉1953年生まれ。ジャーナリスト、コラムニスト。
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今でも十分に通じる内容
2023/08/29 08:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の発行は2019年で、コロナも2022年のロシアのウクライナ侵攻もまだなく、生成AIのブームもまだだったころですが、語られている内容は、現在でも十分に考えさせるものになっていると思います。ブルシットジョブの部分を読みたくて読み始めましたが、その他の識者の記述も分かりやすくて刺激になりました。同じ識者の人たちのアップデート版のような本も読みたいと思いました。
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資本主義の行方
2019/09/24 08:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の資本主義は、完成されたものではないということが、よくわかりました。未来の形に興味を持ちながら読めました。