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商品説明
重要機密の厚いベールを前に、思いもかけず手にした極秘電信文は、返還交渉が偽装と隠蔽の産物であることを示す重要証拠だった…。国家の噓と対峙した第一線の政治記者、西山太吉の運命と、初めて明らかになる事件の経緯。【「TRC MARC」の商品解説】
このまま沖縄返還を迎えさせてはならない、せめて一撃は与えなければならない――。行き詰まる取材の中で偶然手にした極秘電信文は、交渉が偽装と隠蔽の産物と示す重要証拠だった。機密漏洩で有罪となった著者が初めて明らかにする「事件」の経緯とは。社を超えた「親友」渡邉恒雄との交流や深く関わった自民党・宏池会、また大平、角栄、福田の思い出など、数々のスクープを放った政治記者の「遺言」。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 権力対新聞 ──渡邉恒雄と私
- 親友・渡邉恒雄/「ウルトラCを使いやがって」/韓国対日請求権問題を追う/読売対毎日 一面トップで対抗/『運命の人』をめぐる渡邉とのトラブル/二〇〇四年,読売の「憲法改定案」/特定秘密保護法制定に参加した渡邉/「知る権利」を阻む厚い壁/「隠そうとしていることに重点を置いて取材する」
- 第2章 ああ,宏池会 ──失われた平衡感覚と保守の多様性
- 「寛容と忍耐」を掲げた宏池会/実力者内閣成立と池田・佐藤の対立/「基地の自由使用」という難題/泥沼のベトナム戦争/「池田の後は誰だと思う?」/「三日間でもやりたいよ」 前尾繁三郎の叫び/佐藤派のすべてを支配していた角栄/ポスト佐藤は田中と福田の争いに/大平と田中 「政治史上最強の組み合わせ」/新安保条約が成立せず,日中国交正常化が早まっていたら/もはや形骸と化した宏池会/消滅した平衡感覚
- 第3章 欺かれた国会,国民 ──四〇〇万ドル肩代わりの沖縄密約取材
著者紹介
西山太吉
- 略歴
- 〈西山太吉〉1931年生まれ。著書に「沖縄密約」「検証米秘密指定報告書「ケーススタディ沖縄返還」」など。
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