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商品説明
捕鯨は必要なのか−。2019年7月に商業捕鯨を再開する日本。「日本には捕鯨の歴史と伝統がある」と語られるが、どれくらいの人がその実態を理解しているのか。「鯨と日本人の歴史」を再考し、見つめ直す。【「TRC MARC」の商品解説】
◇◆◇この書籍の小売店頭価格は、1900円+税です◇◆◇
「捕鯨は必要なのか」という問いが、いま私たちに突きつけられている。
2019年7月、日本は商業捕鯨を再開する。「日本には捕鯨の歴史と伝統がある」と無条件に語られる一方で、その実態を果たしてどれくらいの人が理解しているだろうか。
「日本人にとって捕鯨とは何か」「これまで鯨とどのような関わりを持ってきたのか」について、「鯨と日本人の歴史」を再考し、見つめ直す一冊。
【本書の主な内容】
世界の中の日本捕鯨の位置づけ/これまでの捕鯨史の研究/日本独自の捕鯨法の発達(はじまり、伝播、繁栄、衰退)/網掛突取法の操業場面解説(発見、追込、網掛、銛打、剣打、鼻切、運搬、 解体、鯨組の掟)/鯨にまつわる文化(食文化・用途・信仰・芸能)/世界の海へ/捕鯨オリンピック/捕鯨の制限/管理/「悪者」となった日本の近代捕鯨/商業捕鯨復活の成否
(本書は品切れとなっていた『くじら取りの系譜』(2001)をもとに大幅に改訂増補したものです)【商品解説】
目次
- 【目次より】
- 第一章 日本捕鯨の概観
- ・世界の捕鯨における日本捕鯨の位置づけ
- ・日本捕鯨史の研究
- 第二章 初期捕鯨時代
- 原始、古代、中世の捕鯨
著者紹介
中園 成生
- 略歴
- 〈中園成生〉1963年福岡県生まれ。熊本大学文学部(民俗学)卒業。平戸市生月町博物館・島の館学芸員。「鯨取り絵物語」で地方出版文化功労賞受賞。ほかの著書に「かくれキリシタンの起源」など。
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紙の本
日本捕鯨史
2022/05/08 19:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本における捕鯨の歴史を時代や地区ごとに詳しく論じている。ひとくちに捕鯨と言っても、対象とする鯨ごとに方法が変わるなど、とても面白かった。近年の国際問題についてもフェアな立場から論じていると思う。
紙の本
鯨も牛も虫も草も、みんな生き物なんですけどね
2023/03/17 17:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
鯨取りという、この国に深く根付いてきた
営みについて、できるだけ中立的な立場で
書かれた本です。
捕鯨推進派と反対派の両論併記的な
記述を旨としている印象をうけるので、
この主題について、自分なりに考える為にヮ
もってこいの一書です。