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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/08/27
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:22cm/148p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7985-0261-8
- 国内送料無料
紙の本
鉱物資源問題と日本 枯渇・環境汚染・利害対立
著者 志賀 美英 (著)
世界が直面する深刻な鉱物資源問題に対し、日本が果たすべき役割とは何か。どのように資源確保をなすべきか。鉱物資源に関する予備知識を解説し、問題解決のための具体的事業を提案す...
鉱物資源問題と日本 枯渇・環境汚染・利害対立
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商品説明
世界が直面する深刻な鉱物資源問題に対し、日本が果たすべき役割とは何か。どのように資源確保をなすべきか。鉱物資源に関する予備知識を解説し、問題解決のための具体的事業を提案する。「鉱物資源論」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
世界は鉱物資源問題(枯渇問題・環境汚染問題・利害対立問題)をどう解決していくのか、その中で日本が果たすべき役割は何か。また、ほとんどの鉱物資源を輸入に依存する日本は、それらをどのように確保していけばよいのか。本書は日本に対し、問題解決のための6つの事業の実施を提案するものである。
・南太平洋諸国の排他的経済水域で深海底鉱物資源の商業的生産を行う
・ボーキサイトやラテライトから鉄を回収する技術を開発し、その技術を
熱帯・亜熱帯の開発途上国に移転する
・環境ODAの実施を通じて日本企業の海外投資を後押し、同時に相手国
企業の環境汚染防止技術レベルを日本並みに近づける
・CO2を発生させない製鉄法、「鉄硫化物原料化」法を開発し、世界に、
とくに開発途上国に普及させる
・開発途上国に深海底鉱物資源調査の技術協力(ODA)を売り込む
・日本の国内製錬業を海外へシフトする
これらの事業のうちのいくつかは革新的というにふさわしい夢のような事業で、ハードルはやや高いが、日本なら手の届く範囲にある。これらの事業は日本の将来への投資でありかつ相手国のためにもなり、パリ協定および持続可能な開発目標SDGsで日本が求められた目標の達成に大きな貢献が期待できよう。【商品解説】
目次
- 序
- 第1部 鉱物資源に関する予備知識
- 第1章 世界の鉱物資源の需給
- 1 鉱物資源開発
- 2 製錬・精製
- 3 消 費
- 4 まとめ
著者紹介
志賀 美英
- 略歴
- 〈志賀美英〉1947年福島県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科資源科学専攻博士課程修了。工学博士。鹿児島大学名誉教授。専門は資源経済学、鉱床学。著書に「鉱物資源論」など。
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