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紙の本
孤独の鷹王と癒しの小鳥 (リンクスロマンス)
著者 深月ハルカ (著),円之屋穂積 (イラスト)
“太陽の恩寵を受けられず寒さに凍える”そんな呪いをかけられた平原の国。王のウオルシュは国を守るため我が身に呪いを移し替え、陽の光を受けられない昼は鷹の姿で別邸の水晶城に籠...
孤独の鷹王と癒しの小鳥 (リンクスロマンス)
【電子限定おまけ付き】 孤独の鷹王と癒しの小鳥
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商品説明
“太陽の恩寵を受けられず寒さに凍える”そんな呪いをかけられた平原の国。王のウオルシュは国を守るため我が身に呪いを移し替え、陽の光を受けられない昼は鷹の姿で別邸の水晶城に籠もり、ヒトの姿に戻る夜に本城で政務を執る生活を送っていた。ある日の早朝、鷹のウオルシュは雪原で小鳥を見つける。昼中寒さに晒されるウオルシュはあたたかそうな冬毛の小鳥で暖を取ろうと捕まえるが、それはヒトの姿を持つ鳥族の青年・エナガだった。ウオルシュはエナガを解放したが、なぜかエナガは翌日も城へやってきた。食料の少ない冬に手に入れたわずかな実を水晶城に届けにくるエナガのことがウオルシュは気になりはじめる。だが、王としての威厳と覇気を備えたウオルシュが迫るとエナガはいつも怯えてしまい…?【商品解説】
呪いを受けた王のウオルシュは昼は鷹の姿、夜は人の姿で生活していた。ある冬の日“温め鳥”にと捕えた小鳥が鳥族の青年だと知り…?【本の内容】
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電子書籍
エナガがかわいい
2020/09/13 20:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人外が好きなので、あらすじを読んで購入しました。
エナガ(受け、鳥族)がかわいすぎる。
エナガ鳥バージョンのイラストもあるんですが、本当にかわいい。
そんなかわいいエナガがウオルシュの肩にとまっているなんて、癒しでしかない。
大臣も貴族の皆様も癒されたことでしょう。
鷹バージョンのウオルシュに挟まれるエナガも絶対にかわいい。文字と想像で癒されました。
ウオルシュの鷹バージョンのイラストもあるのですが、思った以上に大きな鷹でびっくりしました。
エナガが小さいから余計にそう思えるのかもしれませんが……。
お互いに恋に落ちるのはあっさりでした。
結構早い段階でしたが、男同士に抵抗が少ない世界なのだと思うことにしました。
相思相愛となった後も大変おもしろかったです。
最後にウオルシュがピンチに陥るんですが、思った以上にあっさり解決しました。
ページの関係上仕方ないのかな、引っ張ってもおもしろくないと判断されたのかな、といろいろ考えてしまいました。
どちらにしても、2人が幸せなので良いのですが。
全体を通してテンポがよく、楽しめました。
人外や小鳥が好きならぜひ読んでいただきたい作品です。
紙の本
ピンク色の小鳥(可愛いは正義)
2022/10/26 05:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
鳥萌えなので…手に取った作品です。
呪いをその身に引き受けた王ウオルシュと
鳥族の青年エナガの話
作品はエナガによって全体に可愛いピンク色に
染め上げられてしまってます。
呪いや
その呪いを身に引き受けながら政務を執り行われている国や
その呪いの引き金になった政変
そして鳥族がエナガを除いて鳥になれなくなった理由
等々重くシリアスな話が根底にあるのですが、
それら全てをエナガがその羽の色とともにピンクに染め上げているような話
とにかくエナガの行動が飛び抜けている。
ピュアとか無垢とか突抜けて、ある意味最強です。
抜けているところも多々あるのですが、まっすぐで純粋
心持ちだけでなく行動もです。
なので呪いを受け手昼は鷹・夜は人間として存在するウオルシュが
エナガに出会えたのは僥倖ではないかと。
ウオルシュは王としての自分にも他人にも厳しいのですが
エナガと出会って…人間的感情を得ていきます
時々ずれていたりするのですが、エナガにメロメロになっていくのです。
食べさせてもらえるのが当然のように雛のように口を開けるとか
(鳥族の中でも愛されていたのが歴然)
政務の時に肩に止まっていたり(爆睡したり、飽きると飛び回ったりするけれど。)
いや、お城に囲われた時に鳥族のこと考えようととはちょっと思ったけれど
「幸せに暮らしましょう」
と言い、「怖い顔しているからだめなの」と諭す
やっぱり徹頭徹尾愛すべき存在なのです。
最後の対決の結末が…「それ?」な感じもあるのですけれど
ウオルシュとの対話についてはなるほどな感じでした。
だからそうしたのねは…わかるというか。
鳥族の飛べなくなった原因とかもしっかり絡んできて
そうかそうかみたいな流れでした。
とにもかくにも、「かわいいは正義」みたいなピンク色のお話でした。
それが嫌味なく展開されているのは評価高いと思います
ちなみに今後も王は政務の時にはピンク色の鳥を肩にのせているのでしょうかねぇ
あと、ロニには一緒に殻に棲んでくれる番を希望(けなげすぎる)