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紙の本
印象派の歴史 下 (角川ソフィア文庫)
著者 ジョン・リウォルド (著),三浦篤 (訳),坂上桂子 (訳)
19世紀パリ。伝統と権威に反旗を翻し、光と色彩の新たな表現を信じた画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ−。世界的な第一人者が描く、印...
印象派の歴史 下 (角川ソフィア文庫)
印象派の歴史 下
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商品説明
19世紀パリ。伝統と権威に反旗を翻し、光と色彩の新たな表現を信じた画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ−。世界的な第一人者が描く、印象派の通史。詳細な文献目録も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
1874年春、ついに第一回「印象派展」が幕を開けた。自然や都市への新たな眼差しを共有する若き画家たちが自らつくり上げるグループ展――それは事件だった。観衆の戸惑い、嘲笑、辛辣な批評の一方で、のちの近代美術史に刻まれる数々の名作が産声をあげていく。カフェでの激論、支援者の拡大、仲間の死、そしてゴッホ、ゴーガン、スーラら次世代への継承。全八回の印象派展を丹念に辿る通史の決定版。詳細な文献目録を収録。【商品解説】
目次
- 第9章 1873-1874年
- 最初のグループ展(1874年)/「印象派」の言葉の起源
- 第10章 1874-1877年
- アルジャントゥイユ/カイユボットとショケ/競売とさらなる展覧会/外国での最初の反響/デュランティの小冊子『新しい絵画』
- 第11章 1877-1879年
- カフェ・ド・ラ・ヌーヴェル=アテーヌ/ルノワール、シスレー、モネとサロン/新鋭の美術批評家、ユイスマンス/深刻な不和
- 第12章 1880-1883年
著者紹介
ジョン・リウォルド
- 略歴
- John Rewald 1912年生まれ。アメリカの作家、美術史家。ルノワール、セザンヌ、スーラなど印象派・ポスト印象派研究の大家として知られ、本書『印象派の歴史』は基本書とされる。ユダヤ系ドイツ人で、1941年にアメリカへ亡命。1943年からニューヨーク近代美術館の顧問を務めたほか、シカゴ大学、ニューヨーク市立大学などで教鞭をとった。
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紙の本
上巻に続いて一気読み
2023/07/30 22:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らら - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変おもしろく下巻もあっという間に読んでしまいました。この本を読んで、ピサロについてもう少し知りたくなりました。また、岩波文庫のゾラの「制作」が復刊されたらいいと思います。
紙の本
1874年の第1回「印象派展」は、芸術史に残る「大事件」でした!
2020/04/28 10:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀にパリで出現した伝統的な美や芸術の権威に反旗を翻し、新しい光と風景をモチーフにした画風に挑戦し続けた「印象派(印象主義)」と呼ばれる若い画家たちの歴史を追った一冊です。角川ソフィア文庫では、上下2巻で刊行され、同書はその下巻です。同書では、上巻に続き、1874年に開催された第一回「印象派展」が舞台になっています。この展示会は、自然や都市への新たな眼差しを共有する若き画家たちが自らつくり上げたグループ展だったのですが、それは芸術史の中での大きな事件として刻まれることになりました。展示会を見に来た人々の戸惑い、嘲笑、辛辣な批評があった一方で、後に「名作」とされる絵画が産声をあげたのです。この壮大な芸術ドラマを、ぜひ、同書でお読みください。