紙の本
アリストテレス生物学の創造 上
著者 アルマン・マリー・ルロワ (著),森夏樹 (訳)
【London Hellenic Prize(2015)】【Runciman Prize(2015)】形態から発生、代謝、分類、老化、情報の継承まで、2400年を経て蘇る...
アリストテレス生物学の創造 上
アリストテレス 生物学の創造 上
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商品説明
【London Hellenic Prize(2015)】【Runciman Prize(2015)】形態から発生、代謝、分類、老化、情報の継承まで、2400年を経て蘇る、超人的先駆者の着眼と構想−。アリストテレスの生物学的仕事の全貌を鮮やかに描き出し、時代を超えて探求され続ける生物学の精髄を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
〈どのページも、アリストテレスの眼を通して見たこの世界の美しさを追体験させてくれる〉
──ネイチャー誌
アリストテレスは超一級の生物学者だった──しかも、史上一人目の。自身も進化と発生学の研究者である著者は、『動物誌』を中心にアリストテレスの生物学を調べあげ、2400年前の超人的先駆者の着眼と構想を掘り起こした。形態、発生、代謝、分類、老化、情報の継承まで──それは古くて新しい、ブリリアントな生物学だ。本書のどのページもアリストテレスのセンス・オブ・ワンダーと呼ぶべきものに満ちており、哲人を魅了した生物界の不思議さと精妙さに、読む者もまた魅入られてしまう。
知りうる限りの生物種について記述し、自ら動物の解剖を繰り返し、生物界の部分と全体をシステムとして分析したアリストテレス。彼が「仕事を終える頃には、素材、形、目的、変化などはもはや思弁哲学のおもちゃではなく、研究のプログラムとなっていた」。自然のありのままの体系に重ね合わせようと周到に編まれた理論には、生き物たちの多様さの中に張り巡らされたパターン性、生命の連続性と差異化についての深い洞察が織り込まれている。
本書はそんなアリストテレスの生物学的仕事の全貌を鮮やかに描き出すとともに、時代を超えて探求され続ける生物学の精髄を読み解く。【商品解説】
目次
- 《エラトー書店にて》
- アリストテレスの生物学との遭遇。そして、本書のねらい。
- 《島》
- アリストテレスはなぜ生物を研究しようと考えたのか。既存の自然哲学に不満を抱き、プラトンの観念論にも背を向けた彼は、レスボス島で理想的な研究フィールドに出会う。
- 《人智の及ぶところ》
- 動物の世界は広大だ。動物学をゼロから築き上げたアリストテレスは、生き物についての知識をいったいどこから得ていたのか。
- 《解剖》
著者紹介
アルマン・マリー・ルロワ
- 略歴
- 〈アルマン・マリー・ルロワ〉1964年ニュージーランド生まれ。カリフォルニア大学で博士号取得。インペリアル・カレッジ・ロンドン進化発生生物学教授。著書に「ヒトの変異」等。
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