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紙の本
闇の平蔵 (文春文庫)
著者 逢坂剛 (著)
深川扇橋町の酒問屋に押し込み強盗が入った。犯人は長谷川平蔵ら火付盗賊改方や町奉行所役人の暗殺計画を企てているという。平蔵たちは男の正体を探ろうと動き出したのだが…。近藤文...
闇の平蔵 (文春文庫)
闇の平蔵
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商品説明
深川扇橋町の酒問屋に押し込み強盗が入った。犯人は長谷川平蔵ら火付盗賊改方や町奉行所役人の暗殺計画を企てているという。平蔵たちは男の正体を探ろうと動き出したのだが…。近藤文夫との対談も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
悪い奴は誰も、その男の顔を知らない――
逢坂剛が描く〈火付盗賊改・長谷川平蔵〉シリーズ、第三弾。
不届きにも、「闇の平蔵」と名乗る者が現われた。
闇の平蔵は、「火盗改が、悪党どもを成敗処罰するのと引き換えに、捕り方の役人を同じように成敗処罰する」と公言し、火盗改や役人に強い遺恨を抱いている悪党を集めているという。その噂を聞きつけた長谷川平蔵組の斧八は、「闇の平蔵」の人集めへ潜り込んだ。
「闇の平蔵」は、かつて、遊蕩していた頃の長谷川平蔵に何度も煮え湯を飲まされ、恨みを抱いているという。そこに来ていた紅一点・可久は「闇の平蔵」に、その話を信用してほしければ頭巾を脱いで顔を見せろ、お前は実は長谷川平蔵なのではないか、と迫る。
闇の平蔵は頭巾を脱いだが、手下の斧八でさえ長谷川平蔵の顔をまともに見たことはなく、彼が長谷川平蔵なのかそうでないのか判断がつかない。
だが、可久は、「この男は本物の長谷川平蔵だ」と言い、闇の平蔵もそれを認める。
慌てた斧八だったが――(「闇の平蔵」)
表題作ほか、全六篇を収録。長谷川平蔵に対抗心を抱く火盗改・松平左金吾が登場、新たな手下・可久も加わり、物語はますます深みを増す。
まさに江戸を舞台にした潜入捜査。悪党どころか、手下たちも顔を知らない男・長谷川平蔵のハードボイルドな活躍を描く。【商品解説】
ひどい嵐の夜、酒問屋に押し込み強盗が入った。男は「闇の平蔵」と名乗り、役人を成敗処罰すると公言した。闇の平蔵の正体とは……。【本の内容】
収録作品一覧
飛鳥山 | 11−70 | |
---|---|---|
鎌風三蔵 | 71−124 | |
闇の平蔵 | 125−167 |
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