- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/10/25
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:19cm/236p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-84550-0
読割 50
紙の本
こんなにも面白い万葉集
著者 山口博 (著)
宮仕えをさぼって怒られた人の歌、妻を思う防人の歌、刑死した大津皇子の歌…。古典のわかりやすい解説に定評のある専門家が、万葉集の和歌より先に現代語訳を紹介し、万葉人の姿を生...
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商品説明
宮仕えをさぼって怒られた人の歌、妻を思う防人の歌、刑死した大津皇子の歌…。古典のわかりやすい解説に定評のある専門家が、万葉集の和歌より先に現代語訳を紹介し、万葉人の姿を生き生きと描写する。【「TRC MARC」の商品解説】
一度『万葉集』を読んでみたいと思いいざ手にとってみても、冒頭の「籠もよ み籠持ち 堀串もよ……」で挫折してしまう。そこで本書では、現代人の心にも響く歌を抜粋し、歌の前にその現代語訳を掲載。意味がわかってから読むから、和歌の魅力が理解しやすくなるのだ。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口が評判の著者が、「宮仕えをさぼって怒られた人の歌」「妻が浮気しないかと心配する防人(さきもり)の歌」「優秀さが仇になり、刑死した大津皇子の歌」などを紹介。
■本書で紹介している和歌の例
外交の窓口の大宰府の在る筑紫や港町の難波には、匂うような美女が大勢いた。それに魅惑される男は少なくないが、こちらの男は故郷の妻を忘れることができなかった。「難波の人が葦の火を焚く家のように、煤(すす)けているけれども、わが妻こそはいつも可愛いんだよなあ」。
難波人 葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそ常愛づらしき(巻11・2651)【商品解説】
挫折しないように、和歌より先に現代語訳を掲載。古典のわかりやすい解説に定評のある専門家が、万葉人の生き方をいきいきと描写。【本の内容】
著者紹介
山口博
- 略歴
- 〈山口博〉1932年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学、聖徳大学名誉教授。文学博士。著書に「王朝貴族物語」など。
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