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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/09/25
- 出版社: 花鳥社
- サイズ:22cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909832-11-5
- 国内送料無料
紙の本
「言論統制」の近代を問いなおす 検閲が文学と出版にもたらしたもの
著者 金 ヨンロン (編),尾崎 名津子 (編),十重田 裕一 (編)
戦前から占領期にかけて、検閲する側はどのように行い、受ける側はどう乗り越えようとしたのか。検閲のプロセスを丁寧に辿ることで、両者を対立的に捉える従来の図式を解体し、様々な...
「言論統制」の近代を問いなおす 検閲が文学と出版にもたらしたもの
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商品説明
戦前から占領期にかけて、検閲する側はどのように行い、受ける側はどう乗り越えようとしたのか。検閲のプロセスを丁寧に辿ることで、両者を対立的に捉える従来の図式を解体し、様々な立場の思惑が複雑に絡みあう実態を暴く。【「TRC MARC」の商品解説】
いま、検閲について考える意義はどこにあるのか。
2000年代以降、新資料の発見が続き研究環境は劇的な変化をとげている。
戦前から占領期にかけて、検閲する側はどのように行い、受ける側はどう乗り越えようとしたのか。
検閲のプロセスを丁寧にたどることで、両者を対立的に捉える従来の図式を解体し、
さまざまな立場の思惑が複雑に絡みあう実態を暴く!【商品解説】
目次
- はじめに
- ―私たちは「残骸の向こう側」を見ている●尾崎名津子・金ヨンロン・十重田裕一
- 1 戦前・戦中期の出版警察体制から図書館への影響
- ―県立長野図書館、静岡県立中央図書館の事務文書に見る検閲制度運用の一側面●牧 義之
- 一 警察によって差し押さえられた出版物
- 二 書庫に忘れられた事務文書(県立長野図書館)
- 三 廃棄予定だった事務文書(静岡県立中央図書館)
- 四 図書館史、文書資料を繋ぎ合わせて見えてくること
- 五 記録を読み、活用すること
収録作品一覧
戦前・戦中期の出版警察体制から図書館への影響 | 牧義之 著 | 10−37 |
---|---|---|
大衆の〈国民〉化に影響を与えた戦時下の児童文化統制 | 村山龍 著 | 38−100 |
岩波文庫に対する検閲処分 | 尾崎名津子 著 | 101−135 |
著者紹介
金 ヨンロン
- 略歴
- 〈金ヨンロン〉1984年生まれ。早稲田大学高等研究所講師。博士(学術)。
〈尾崎名津子〉1981年生まれ。弘前大学人文社会科学部講師。博士(文学)。
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