読割 50
紙の本
われら (光文社古典新訳文庫)
著者 ザミャーチン (著),松下隆志 (訳)
いまから1000年後、地球全土を支配下に収めた〈単一国〉では、各人の行動はすべて合理的に管理されている。その国家的偉業となる宇宙船の建造技師は、古代の風習に傾倒する女に執...
われら (光文社古典新訳文庫)
われら
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
いまから1000年後、地球全土を支配下に収めた〈単一国〉では、各人の行動はすべて合理的に管理されている。その国家的偉業となる宇宙船の建造技師は、古代の風習に傾倒する女に執拗に誘惑され…。ディストピア小説の傑作。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
手塚治虫を思い浮かべました
2022/08/29 10:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ま - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるディストピア小説で、近未来の全体主義国家を描いた小説です。主人公は国家と同一化して国家と同じ考え方を持っていますが、とある女性に出会ってから、すべてが変わっていきます。読んでいて、なぜか手塚治虫の描くSF漫画を思い起こしました。女性も手塚治虫の描くヒロインの絵で頭に浮かびました。むろんザミャーチンのほうが手塚より前なので、手塚が各種SF小説の影響を受けて漫画に生かしたのだと思います。
電子書籍
過去から見た未来
2020/05/04 17:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
20世紀初頭のソビエトに絶望した著者が、次の世代に込めた希望が伝わってきます。権力を握り政敵を暗殺し続ける、現職の大統領を思い浮かべてしまいました。