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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/09/21
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-108311-6

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紙の本

臨床真理 (角川文庫)

著者 柚月裕子 (著)

【『このミステリーがすごい!』大賞(第7回)】臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という20歳の青年を担当することに。彼は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の...

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臨床真理 (角川文庫)

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商品説明

【『このミステリーがすごい!』大賞(第7回)】臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という20歳の青年を担当することに。彼は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の死は自殺ではなく、他殺だという。美帆は治療のためにも、調査をしてみようと決意するが…。【「TRC MARC」の商品解説】

臨床心理士・佐久間美帆が担当した青年・藤木司は、人の感情が色でわかる「共感覚」を持っていた……。美帆は友人の警察官と共に、少女の死の真相に迫る! 著者のすべてが詰まった鮮烈なデビュー作!【商品解説】

著者紹介

柚月裕子

略歴
1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞。丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、今もっとも注目されるミステリ作家の一人。他の著書に『最後の証人』『検事の死命』『蟻の菜園‐アントガーデン‐』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』『凶犬の眼』などがある。

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みんなのレビュー122件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

読ませる力があるが、おぞましい。

2020/02/29 12:01

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅先のホテルで、一晩で読んでしまった。
緻密な描写で、読ませる力がある。
読後感は、ぎりぎりで解決したわりには、
あまり爽やかでない。
なにせ、おぞましい話だから。
性暴力のシーンも描写が詳しいので、
これは忠実に映像化するのは無理だ。
特殊な能力のからむミステリーとしては悪くないと思うが。

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紙の本

臨床し心理

2020/10/03 18:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

精神を患った人たちがテーマなのでちょっと重い気がしましたが最後まで読み続けました。精神科の先生が小説のようなことをしたら世の中を信じられなくなると思いました。しかし、実情ではこのような話はあると聞いています。

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紙の本

卑劣

2022/01/25 12:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタの切り口としてはレアな部類にあると思いますし、それを題材にミステリとして作り上げた本書は一定の面白さがあります。本書半ば辺りで後の展開を読めてしまいましたが、筆致の良さが非常にあったせいか、一気に読了してしまいました。
 それにしても『自己中』も甚だしい、卑劣極まりない、この一言に終始します。現実世界でも士業に属する人たちはどこか歪んでいる人が多いと巷間で話題になる事がありますが、ある意味納得してしまいます。
 本書のキーワードである『共感覚』にはかなり興味を持ちました、実際そういった感覚をもっている人たちが居るというのですから、随分苦労すると思います。類する、とは思いませんが絶対音感を所持している人たちとて、同じようなものである気がします。
 人間にとって感覚というものは鋭敏であり過ぎてもいけないし、鈍感なのも問題で、所謂普通というのが一番良いのかもしれません。

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電子書籍

オルファクトグラムを連想

2022/09/20 10:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人の感情(嘘、本当、真摯、いいかげんなど)が言葉という音がでわかる。発する人の回りに色が見えて、「赤が見えたらその言葉は嘘」、「白ならば本当のこと」。その人との対応を通して、知的障害施設の闇を描いています。なんだか井上夢人のオルファクトグラムを連想しながら読んでいました(匂いが色と形で現れる)

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紙の本

リアリティに欠けるけれど、面白いのでよい

2021/04/25 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

スリリングな展開で面白かった。途中から、怪しいと感じた人物はやはり怪しかった。
障がい者を題材にしていることで尚更心が痛む描写が多々あった。
主人公の口の軽さにヒヤヒヤし、その他の登場人物も危機感なくペラペラ喋ってしまうので、リアリティに欠ける上、恐らく意外性のある犯人にも早い段階で怪しいと気づいてしまった。
警察がそんなに軽く動いてくれるわけはないと思うのだけれど…
主人公の行動も行き当たりばったり過ぎないか…
突っ込みどころはたくさんあるものの、ストーリーはとても面白かった。

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紙の本

医療もの?

2021/03/13 10:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作者の作品は「初めての~」より
選択しました。
医療もの?と思っていましたが、
内容はものすごいリアルな人間物でした。
後半の犯人との対決シーンは
まさに臨場感そのもの。迫力がすごかった。

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紙の本

共感覚

2020/11/26 17:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る

臨床心理士が主人公ときき、興味がわいて読みはじめました。が、あまりに重い内容やきつい描写が多く、苦手な感じだったとおもいつつも、先が気になり、最後まで読みました。人の言葉が色でみえる共感覚には驚きです。

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紙の本

臨床心理士

2019/12/04 20:08

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

共感覚をもった青年の治療を進めていくうちに、青年が入所していた施設の秘密にたどり着きます。
最初はマニュアル通りに治療を進めようとしていた臨床心理士さんですが、徐々に事件にのめりこみます。
正義感ある女性ですが同級生にはなかなか厳しい、っていうか操り方を心得てるのが子気味良い。
障害者支援や補助金の事とかあんまり知らないことも取り上げられてて興味深かった。

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紙の本

正論とは

2023/10/25 15:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る

凄かったです。社会面を賑わす事件そのものと言った内容でした。これから同じような事件を読んだら、この作品が浮かびそうです。ヒロインに係わってくる警察官の出番がもう少し欲しいと勝手に思いました。

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紙の本

医者のイメージが、、、

2021/09/21 17:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初看護師の内田主任が事件に絡んでいるんじゃないかと気になって気になって読んでいたが犯人が、臨床心理士の間近の医者とは。。。。意外だったけれど犯人の変質がちょっと納得いかない感じがした。

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紙の本

微妙

2020/12/21 12:23

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

テーマはおもしろいとおもいます。
ただ、登場人物が少ない割に、ほぼ全員が何かしらに絡んでたり、
展開が都合よく行き過ぎてたり、そのへんがご都合主義的かなと。
施設長の告白とか、ありえない。
結局、変態のせいでしたっていうのも、なんだか。
賞に応募するのに、枚数の制限でもあったんですかね?

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紙の本

犯人の目星が最初からつく本

2019/11/24 17:36

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初から「この人が怪しいなぁ」と思った人が犯人。障害者雇用の現実を垣間見ることができたのは思わぬ副産物でした。

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電子書籍

予想

2021/04/29 14:49

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かったんですが、こいつかなって思ったやつが、だいたい当たるので、どうしてもドキドキ感は、なかったです。

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2019/09/29 12:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/10/27 21:13

投稿元:ブクログ

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