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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/08/30
- 出版社: 勉誠出版
- サイズ:22cm/610,18p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-585-29401-6
- 国内送料無料
紙の本
平川祐弘決定版著作集 第2期第1巻 和魂洋才の系譜
著者 平川 祐弘 (著)
比較研究者・平川祐弘の著作集。第2期第1巻は、森鷗外の作品分析を通して、また鷗外に対応するヨーロッパ文学の多様な作品との比較を通して、東西文化・東西文明の遭遇の過程を描い...
平川祐弘決定版著作集 第2期第1巻 和魂洋才の系譜
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- 税込価格:145,860円(1,326pt)
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商品説明
比較研究者・平川祐弘の著作集。第2期第1巻は、森鷗外の作品分析を通して、また鷗外に対応するヨーロッパ文学の多様な作品との比較を通して、東西文化・東西文明の遭遇の過程を描いた「和魂洋才の系譜」を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
平川氏は自身も文章家として第一級の人だが、氏が論じる鷗外は「二本足」の人だった。鷗外は自分自身の文化の中にすこやかに根ざしていたから、西洋に憧れて卑屈になることもなく、また西洋の重要性やその価値をむげに斥けることもなかった。その応答は人間として品位を保ち、独立を守り、首尾一貫する型である。(マリウス・ジャンセン『自由』)
畏友平川祐弘氏は、まことに《和魂洋才》の人である。六年の永きにわたって欧州の地に学びながら、単なる《西洋かぶれ》になることをいさぎよしとせず、ひるがえって《日本とは何か》という自問に深く思いをひそめた。本書は東大教養学科の逸材として夙に名の高い平川氏が、その該博な学殖を傾注して、あのなつかしい《和魂洋才》の時代、すなわち明治という豊富な過渡期を縦横に論考した名著である。(江藤淳、1971年)
これは明治日本の知識人が西学東漸の強力な衝撃波に応答して立ち上がり、異質の文明との対比によって自己の本然の姿を認識し、その認識から個人としての、また民族としての生き方を将来に向かって問いかけ方向づけようとした、その努力の歴史を跡づけた研究である。(小堀桂一郎『東京新聞』)【商品解説】
目次
- 第一部 非西洋の近代化とその心理
- 和魂洋才の系譜
- 森鷗外と「和魂洋才」
- 和魂漢才と和魂洋才
- 中華思想と他華思想
- 日本への回帰の諸問題
- フランス・ルネサンスの場合
- 西洋文明との出会いの心理
- 森鷗外の『洋学の盛衰を論ず』
- 姉崎正治の「洋行無用論」
著者紹介
平川 祐弘
- 略歴
- 〈平川祐弘〉1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学名誉教授。比較文化史家。「西洋人の神道観」で蓮如賞、「アーサー・ウェイリー」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
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