電子書籍
猫とカラスが
2022/02/18 07:41
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪だくみを阻止しようと頑張る!という発想からしておもしろい!不思議な呪文や世界観で、読むのは集中力が入りそうだが、楽しんで読みたい。
紙の本
ドイツの児童文学作家ミハエル・エンデのスリル溢れる長編のファンタジーです!
2020/04/30 09:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ドイツの児童文学作家であるミハエル・エンデ氏の作品です。エンデ氏は父にシュールレアリズムの画家をもち、妻には翻訳家の日本人をもつという人物で、私たち日本人には同書のほかに、『モモ』や『はていしない物語』が有名です。同書の内容は、大晦日の夜に魔術師と魔女は地球の自然を破壊するために、どんな願いもかなう魔法のカクテルを作り出します。しかし、その二人の悪事を止めようと、猫のマウリツィオとカラスのヤーコプが大奮闘するというスリル溢れる物語です。ぜひ、このドイツ作家の代表作をお子さんと一緒に楽しまれてはいかがでしょうか。
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り。1598
8y6m
難しすぎた
言葉もまどろっこしいし
漢字こある程度ふってない 小5、6か中学くらい
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どんな願いも叶う魔法のカクテル、2人の悪事を止めろ!
『モモ』や『はてしない物語』とは一味違った物語。エンデの言葉の魔術に酔いながら読み進めた。猫とカラスが2人で言い合いながら、魔女と魔法使いの悪事を止めようと知恵を絞る。章ごとの時計の絵を見つつ、間に合うのかどうかハラハラしながら読んだ。終わりよければすべてよし。ハッピーエンド。これこそメルヘン。
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ミヒャエル・エンデの新作メルヘン(といっても1989に書かれたものだが)。大晦日の夜、悪い魔法使いと悪い魔女が、魔法のカクテルを用いて自然破壊の邪な望みを叶えようとするが、飼い猫(?)と飼いカラス(?)が阻止すべく頑張る物語。猫とカラスの衝突と友情、自己を省みてそこからの成長と、定番ポイントを抑えつつ、しっかり読ませるのは流石エンデ。悪役の魔法使いと魔女もとんでもない悪党なのだが、どこか憎めない描写になっており、全編を通じてユーモアあふれる文体が心和ませる。色々なメッセージが散りばめられているがあえてそこは深読みせず素直に楽しむ作品だと思う。
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よく翻訳できたなとびっくりするぐらい、いろんな不思議な言葉が出てきて、そのリズムと遊びに夢中になって読みました。子供のときにこの本に出会ってたら、もっと夢中になっただろうなと思います。
そして、単に猫好きなせいかもしれないけれど、マウリツィオが可愛くて可愛くて。ざひ、我が家の宮廷恋愛歌手になってほしい!
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再読。
ミヒャエル・エンデによる長編ファンタジー。
登場人物はたった4、5人、時間は12月31日午後5時から午前0時の間だけ、舞台は魔術師の屋敷と、少し離れた大聖堂の塔との行き来のみ、という限定された枠組みながら、冒険や友情、スリルや笑いをユーモアたっぷりに描き出す。
四半世紀越しに読み返したけれど、やはりエンデはいつ読んでも面白い。
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ミヒャエル・エンデと言えば、
『モモ』、『はてしない物語』と思っていたし、この作品がある事をこれまで知らなかった。
それに上記2作の大ファンと言うわけでもない。
しかしファンタジーだし、これを小、中学生で読んでから、大人になって読み返したかった…!
訳者と、あさのさんの後書きまで読み終えた時に、なんだか無性にクリームソーダが飲みたくなった。
カクテルって響きは学生にはうっとりした感じかもしれないけど、大人になったらそんなに夢と美味しさが詰まったキラキラした飲み物でもないからな…。
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エンデのファンタジー。大晦日のお話。まさに今読むべき本。どんな願いもかなう魔法のカクテルをつくろうと悪だくみする魔術師と魔女。ジゴクアクニンジャネンリキュール。それを止めようと大奮闘する猫のマウリツィオとカラスのヤーコプ。
エンデならではの風刺とこの世界への願いがちりばめられている。欲深い現代の大人には耳が痛いかもしれない。そっち側に加担していないか。それでも悪も結局は善にならざるを得ない結末がとてもハッピーでいい。
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星をつけるとかそんなのじゃないです、これ。本当にゾッとする。警告します。ホラー苦手な人は読まない方がいいです。ホラー苦手な私が読んでしまった理由は言及しないでください。ただ好奇心で読んでしまっただけなのです……(T ^ T)
ということで、魔法のカクテル。内容は、魔王からの命令で、明日までに草花を枯らしたり伝染病を流行らせたりしなければ、自分が死んでしまう悪い魔法使いの物語です。うん、こわいね。設定からしてこわいね。なんで読んだのかな。本の内容の記憶だけ消せないかな……。
なので星はつけません。(*´Д`*)
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長くて読めるかな、と不安に思っても、午後5時から真夜中の12時までの時間の経過を表す時計のイラストで細かく区切られているので、気がつくと読み終えてた、といった感じ。
登場人物の名前が複雑なことを除けば、魔女と魔術師のかけひきは面白く、カラスと猫の会話もかわいく楽しかったです。
ファンタジー好きの子におすすめ。
そして、人間社会が抱える問題を動物の視点から皮肉っている点から、大人にもおすすめ。
カラスのヤーコプの言葉
「これはおいらのてちゅがくなんだ。なにごとにも最悪の場合を覚悟しておくものさ。そして最悪のことがおこったら、それに対して精いっぱい善処するんだ。」
人生何が起こるかわからない、と覚悟しているつもりでも、いざとなると冷静に行動できる気がしないので、この言葉をいつも頭の片隅に入れておきたいです。
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あの有名な「モモ」「はてしない物語」の作者、ミヒャエル・エンデの作品なので読んでみたいと思った。
大晦日に読みたい話。
地球の破壊を阻止するために、猫とカラスが頑張る。
訳者が良いのか、リズム感のある文章。
読後感スッキリで楽しかった。
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「大晦日の夜,魔術師イルヴィツァーはあせっていた.真夜中までに自然を破壊しなければ,地獄の魔王との契約が果たせないのだ.そこへ魔女が現れて,どんな願いもかなう魔法のカクテルをつくることに.悪だくみを止めようと,猫のマウリツィオとカラスのヤーコプが大奮闘! たっぷりの遊び心と風刺がきいた長編ファンタジー.」
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数十年ぶりに読んだ。カクテルが出来上がるまでの過程と途中で出てくる幻像、悪夢屋敷の精霊や妖怪たちの革命の様子が、ミヒャエルエンデのファンタジーを読んでるんだなあと思うわくわく感でいっぱいになりました。
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大晦日の夜に、魔術師の悪だくみを猫とカラスがくいとめるお話。
魔法のカクテルの効用が変わる期限が刻々と迫ってくるため、魔術師と猫たちの駆け引きに緊張感があって面白かった。アニメとか、舞台にしたら面白そう。
魔術師の願い事に、人間として、とても皮肉を感じてしまった。