- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2019/11/15
- 出版社: 北樹出版
- サイズ:21cm/152p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-7793-0618-1
紙の本
ふれる社会学
スマホ、観光、スニーカー、飯テロ、エスノスケープ、身体、障害、差別、ハーフ、労働、就活、LGBT…。けっして見過ごすことができない14の現代的なテーマで、社会学的な「もの...
ふれる社会学
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商品説明
スマホ、観光、スニーカー、飯テロ、エスノスケープ、身体、障害、差別、ハーフ、労働、就活、LGBT…。けっして見過ごすことができない14の現代的なテーマで、社会学的な「ものの見方」を習得するテキスト。【「TRC MARC」の商品解説】
わたしたちをとらえて離さない社会。メディア、家族、労働、余暇、ジェンダー、セクシュアリティ、差別、人種等の視点から、身近な、そしてエッジのきいた14のテーマを読み解くことを通して、社会の大きな仕組みにふれる。また、執筆者と研究との出会いを記したコラム「研究のコトハジメ」や、初学者読者応援ページ「コトハジメるコツ!」では、大学での学びのお役立ち情報を掲載し、より深い学びをサポート。
【主要目次】
第1章 スマホにふれる(ケイン樹里安)
(スマホ片手に何をする? いま・ここ・なんとなく ふれさせられている? スマホで社会に触れる 等)
第2章 飯テロにふれる(菊池哲彦)
(飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち 共食と孤食 孤食の時代と飯テロが開く共同性 等)
第3章 就活にふれる(上原健太郎)
(「就活やねん」 就活世界を形づくるモノ・人 自己の発見・演出・修正 等)
第4章 労働にふれる(上原健太郎)
(頭を下げ続ける社会 サービス産業化社会 感情を管理する 賃金による帳尻合わせ? やりがいの搾取 等)
第5章 観光にふれる(八木寛之)
(地域イメージと「観光のまなざし」 「ディープな大阪」という地域イメージをめぐって 等)
第6章 スニーカーにふれる(有國明弘)
(「コートの中」から「ストリート」へ 「黒い」スパイダーマンと「エア・ジョーダン」 スニーカーが反映するストリートの人々の価値観 AJやラップは「黒人」だけのものなのか? 等)
第7章 よさこいにふれる(ケイン樹里安)
(踊り子の「学習」 文化の経路 どこの/誰の文化? 調整と組み上げ 等)
第8章 身体にふれる(喜多満里花)
(身体について考える 「理想」という規範 抵抗の場としての身体 等)
第9章 レインボーにふれる(中村香住)
(レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及? さまざまなセクシュアル・マイノリティの運動の歴史 フェミニズムの歴史 等)
第10章 「外国につながる子ども」にふれる(金南咲季)
(学校に広がるエスノスケープ みえなくする/みえなくなる 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性 等)
第11章 ハーフにふれる(ケイン樹里安)
(帰属の政治と人種化 技芸と折衝 交差性を抱えて 等)
第12章 差別感情にふれる(栢木清吾)
(看板の向こう側への想像力 反-反日感情が見ない現実 自己感情の自己点検 等)
第13章 「障害」にふれる(佐々木洋子)
(障害とはなにか 家族と障害 「障害のまわり」について考えること 等)
第14章 「魂」にふれる(稲津秀樹)
(「魂」にふれる 儀礼が可視化する「魂」 権力に晒される「魂」 社会構想における「魂」 等)
第15章 100年前の社会学にふれる(ケイン樹里安・上原健太郎)
(社会を構成し、変えていく 社会と個人の循環 等)
◇ コトハジメるコツ!【商品解説】
目次
- 第1章 スマホにふれる
- 第1節 スマホ片手に何をする?
- 第2節 いま・ここ・なんとなく
- 第3節 ふれさせられている?
- 第4節 生にふれる
- 第5節 スマホで社会にふれる
- ◆研究のコトハジメ:臓器としてのスマホ
- 第2章 飯テロにふれる
- 第1節 飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち
- 第2節 共食と孤食
著者紹介
ケイン 樹里安
- 略歴
- 〈ケイン樹里安〉1989年生まれ。大阪市立大学都市文化研究センター研究員。非常勤講師。修士(文学)。
〈上原健太郎〉1985年生まれ。社会学者。大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。博士(文学)。
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自他ともに認める
2020/07/04 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかにして異なる価値観や、多様性を受け入れるかを模索しています。経済的な豊かさだけではなく、寛容性あふれる社会について考えさせられました。
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社会学を学んでみたいけど、どんなことを学べるのか全然知らない人向け
2021/03/31 18:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3π - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、短すぎて何が言いたいのかわかんないなと思いながら読んでたけど(入門書だから当然といえば当然)、後半、「身体にふれる」以降は割と楽しく読めたし勉強になった気がしたので、単に関心によって解像度が違ったというだけなのかもしれない。
日本国籍を持たない子どもには就学義務がなくて「恩恵」になっているというのは恥ずかしながら知らなかった。あと「技芸」という概念は便利そうだなと思った。
ただ、中村香住さんの「レインボーにふれる」、ストーンウォールの反乱の記述ちょっとまずくないか……?