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商品説明
さらば帝国、植民地。されど切手は後まで残る−。ペニー・ブラック、軍事切手、文革切手、エラー切手…。9歳から切手を集め続けている著者が切手蒐集の愉しみを綴る。『kotoba』連載に書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
さらば帝国、植民地
されど切手は後まで残る。
英国ヴィクトリア女王の肖像から始まった郵便切手は、
国家の名刺であるとともに、人を堕落させ、広大な幻をも現出させる蠱惑的な紙片だった。
9歳から切手蒐集を続けてきた著者が、かつての切手少年少女たちに向けて、満を持して世に送り出す
「ノスタルジアと蒐集の情熱」をめぐるエッセイ集。
【目次より】
「ペニー・ブラック」を買う
発行日に駆け付ける
文革切手は赤一色
加刷の政治学
女王の肖像
国家の名刺
植民地の風景
自分で切手を造る
切手商とのつきあい方
人を堕落させる小さな紙片【商品解説】
目次
- 「ペニー・ブラック」を買う
- 巨大な巻紙
- 外国切手との出会い
- 発行日に駆け付ける
- 文革切手は赤一色
- なぜソ連がなつかしいのか
- 凹版はどこへ行く
- 目打と無目打
- エラー切手の愚かしさ
- 加刷の政治学
著者紹介
四方田犬彦
- 略歴
- 〈四方田犬彦〉1953年大阪生まれ。明治学院大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。「映画史への招待」でサントリー学芸賞、「詩の約束」で鮎川信夫賞受賞。
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郵趣家ならわかるよね
2022/04/26 06:59
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投稿者:MACHIDA - この投稿者のレビュー一覧を見る
切手を通じて世界の歴史や地理を大いに学ばせてもらった身としては、実のそうだそうだその通りと同感する箇所が多かった。帝国主義時代の名残ではあるが英仏植民地統治の様子がうかがえる切手、昨今のグラビア切手とは雲泥の差がある美しい凹版切手、等々。昔の普通切手に惹かれる点も共感。本の装丁も凝っていて、いかにもという感じ。