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紙の本
ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて
著者 ポール・A.ボルカー (著),クリスティン・ハーパー (著),村井 浩紀 (訳)
ポール・ボルカー元連邦準備理事会(FRB)議長の回顧録。世界の指導者、中央銀行家、金融界の人々とともに関わった世界的な危機にどう対処したのかを精力的に描く。【「TRC M...
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商品説明
ポール・ボルカー元連邦準備理事会(FRB)議長の回顧録。世界の指導者、中央銀行家、金融界の人々とともに関わった世界的な危機にどう対処したのかを精力的に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「伝説のFRB議長」による「最後の警鐘」
通貨・金融への信頼、政府への信頼回復のために何が必要なのか?
現代金融の同時代史にして強い危機感をもとに書かれた未来への羅針盤。
◆本書への賞賛
「ポール・ボルカーは私の知る最も偉大な人物だ……本書は、彼の人生を詳細に記述した以上のものだ。彼の信条そのものを描いたものだ」(マーティン・ウルフ、FTコメンテーター)
「ポール・ボルカーの発するメッセージほど重要なものはない」(ジミー・カーター元大統領)
「ポール・ボルカーはここ50年以上にわたり、世界経済をより良くするために誰よりもよく観察し行動してきたアメリカのヒーローだ。この回顧録は必読の書だ」(レイ・ダリオ、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者、『PRINCIPLES』著者)
「本書は、50年以上にわたって世界の金融問題において中心的な役割を果たしてきた人物が打ち立てた金字塔だ」(ジャック・ドラロジエール、元IMF専務理事)
■世界で最も尊敬を集めるひとり、ポール・ボルカー元FRB(アメリカの中央銀行)議長が、ほぼ70年間にわたって関わってきた金融・通貨政策について回顧し、金融危機の到来に警鐘を鳴らし、また、公僕として行政に関わることの重要性を後世代へのメッセージとして伝える自伝的回顧録。
■ボルカー氏本人による初めての回顧録です。ボルカー氏は誰もができなかった高インフレとの闘いに周囲や社会からの圧力に負けることなく勝利した伝説的な中央銀行家です。銀行危機や世界の債務危機を解決し、FRB議長を退いた後も、最も頼れる人物として数多くの公職に就き、内外の不正や腐敗をただす仕事を成し遂げてきました。
■本書では、20世紀後半、ブレトンウッズ体制の崩壊にどのように対処したのか、FRB議長就任後のインフレとの闘いや内外の金融危機への対処が生き生きと描かれるとともに、インフレ目標に固執する金融政策、金融システムの抱えるリスク、金融危機発生への懸念について述べ、人々の政府への無関心ぶりへの危機感が率直に語られます。
■ボルカー氏はFRB議長退任後、今日に至るまで、借金(負債)に依存した過剰な消費、過剰なリスクテイクとバブルの発生について、常に警告を発してきました。質実剛健な人柄、直裁な発言、信念を貫く清廉潔白な姿が本書から浮かび上がってきます。
■本書は、じつは次の世代に金融や通貨政策に関わる教訓、政府の役割の重要性、公共の仕事に就くことの意義を伝えたいとのボルカー氏の強い思いから執筆されています。「健全な通貨」「健全な金融」「良き政府」、この三つに世の中の真理はあるとするボルカー氏の信条を語る書でもあります。
■20世紀のインフレとの闘いに劇的な勝利を収め、幾多の通貨・金融危機に対処してきたまさに偉大な元議長の回顧録は、現代の金融の世界を理解し、また、民主主義が危機の時代を迎える中で大切なことは何かを考える上で、公共的な仕事に就いているひと、金融関係者、世の中に役立つ仕事をしたいと考える若い世代の人々にとって欠かせない1冊です。【商品解説】
目次
- 序 章 賢い年老いたオウム
- 第1章 大人になるまで
- 第2章 学業を修める
- 第3章 駆け出しの社会人として
- 第4章 ワシントンに向かう
著者紹介
ポール・A.ボルカー
- 略歴
- 〈ポール・A.ボルカー〉1927年生まれ。元連邦準備理事会(FRB)議長。
〈クリスティン・ハーパー〉『ブルームバーグ・マーケッツ』誌編集長。
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健全な金融
2021/03/24 14:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
為替とか、世界経済に興味がある人におすすめです。アメリカから見た世界経済の歴史と現代の金融業界が抱える問題点を学ぶことができます。巷の解説本には、お金を工学的にとらえる見方をしたものが結構あるけれど、マネーに対する規律を重視するこの本では、お金により人間的な感覚を感じることができます。
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後半は少しだれ気味かな
2020/02/29 16:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
グリーンスパンの前のFRB議長。この人が退任する時には相場が暴落する、替えの効かない人と言われていたのに、あっさり退任し、グリーンスパンへ。その後の長い任期中はまたこれ以上の議長はいないと評価されたが、最近はすこし評価が落ち気味。対してボルカー氏は最後まで評価は変わらなかった記憶がある。
後半は少し冗長気味。手柄話になってしまった。