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平成の30年間、日本は衰退の一途 残せたのは自動車産業
→パラダイムシフト EV 自動運転
日本の社会経済はあらゆる分野で「組合」化 既得権保護
憲法改正はあるか?→コロナで芽は無くなった
令和の徳政令 2024年新紙幣→ストック課税へ
2025年問題 団塊の世代800万人後期高齢者へ
「答えのない時代」のリーダーを得られるか
「構想力」見えないモノを見る力
「リーダーシップ」議論を主導して答えにたどり着かせる能力や技術
毎年の初めに、国際情勢・取り組むべき課題がよく整理されている 現実は遅々として進まない日本だが棚卸しは大事
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日本あるいは世界で話題となっている政治的トピックについて事実と筆者の意見が述べられており、時間がないビジネスマンにとっては短時間で内容を把握できる。読んだ上でそれぞれのトピックに対する自分の考えを持っておくと顧客との会食や雑談で話題に上がった際に困らないのではないでしょうか。
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日本や世界の現状、未来への方向性が効率的に知れる手軽な一冊。それにしても著者の見識の広さはすごい。巻末の方に学生時代の旅行通訳のアルバイトが原点みたいなことが書いてあったが、世界との接点を得ると学ぶことが多いのかもしれない。
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大前研一が毎年出している本。大体積読になっていたが、今回は時間あり、全部読めた。
・・・、面白い本だと率直に思う。
政治・産業界への考察がほとんどであるが、大前研一が日常のニュースをどのようにとらえ、それがどのように変化していくと考えているのかが良く分かる。
大前さんの結論だけ見ると、あまり参考にならない。むしろのその思考プロセスを見て、自分で同じように考えてみるとどうなるかを味わうところにこの本のよさがある。
決して賛同できない主張もあるが、それは大前さんがスタンスを取って話をしている証拠でもあり、見習いたいと思う。
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年末年始恒例の大前氏の日本の論点。
今回は「アホな指導者の下でどう生き抜くか」という挑戦的なキャッチフレーズのとおり、政治分野がややウェイトが重めでした。(そのうち半分くらいがトランプ政権について)
現状分析→課題抽出→ソリューション提起の流れは相変わらず見事で、知の巨人としての衰えは全く感じさせなかったが、いくつかの仮説は現実では否定されています。
(例えば、氏が序論でブレグジット問題で国民投票を行った場合、残留派が過半数を占めると見立てていますが、実際は離脱派の圧勝でしたね)
これは実際の政治経済情勢が不安定すぎて、氏でも正確な予測が難しいことを示していると私は思っています。
【メモ】
・MMTの最大の問題点は「インフレにならない限り」という前提で理論を一般化していることだ。「インフレにならない限り、政府はいくら借金を膨らませても構わない」というのは、例えてみれば、「爆発しない限り、ダイナマイトをいくら部屋に置いてもいい」と言っているようなものだ。
・これまで日本の自動車メーカーは、ミドルクラス向けにリーズナブルな価格のクルマづくりで成長してきた。しかし、クルマのビジネスモデルが所有からシェアに変わっていく時代、飛び抜けた特徴を持たない日本車は苦戦することが予想される。
・東京に残された最後の開発地・築地と、隣接する勝どきと晴海を、「ランドマーク」「職住近接」「食の街」の3つのコンセプトで一体開発すれば、世界都市として東京は今後も魅力的であり続ける。
・グローバル企業に入社した日本人で取締役会メンバーがいるかといえば、これもゼロだ。これはひとえに文部科学省が支配する学校教育の賜物だ。国内でしか役に立たない人材をひたすら文科省が輩出してきたためである。
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<目次>
巻頭言アホが支配する世界で私たちはどう生きていけばいいか
日本編 平成の総括と令和時代に必要な知性の育み方
世界編 混迷を極める世界情勢の分析と対処法
特別編 答えのない時代に生き抜くために必要なスキル
2019/11/11初版
プレジデント誌、日本のカラクリのまとめ本。
毎年恒例のもの。
大学時代の友人が、大学院の卒論でこの年末は忙しいと。
もう定年になろうかという年齢で尊敬する。
我々の大学のゼミの1冊目のテキストは、企業参謀であった。
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21世紀サイバー経済でパスポートとなるのは、どんなスキルか
教師…答えが合っているかどうかではなく、生徒の思考の癖や行動パターンを洞察して、「君のこういう考え方はきわめて危険だから、こう改めたほうがいい」と道徳や倫理的な問題も含めて指導することはコンピュータにはできない。
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毎年読んでて今年で6年目。
プレジデント誌の連載一年分をまとめた本だ。
内容が多岐に渡っているので、読み終わったときに内容が頭に残っていないのだが、今年のピックアップは以下の記事を。
「財務省が2024年に密かにすすめる”令和”の徳政令プラン」
2019年前半、5年後に新札発行するよ(今更渋沢栄一かよ)と宣言した。
そのことで俺の生活に何が変わったかかというと、500円玉貯金を復活させた程度だ。
(前回の500円玉切り替えのときに、旧500円玉貯金して7,8万円分ほど500円玉を貯金している。全く無意味な貯金スタイル)
でも、なぜ今この時期に新札発行の宣言を?
そこに財務省の目論見が隠されていると、大前研一は主張する。
そんなバカな、と思うことなかれ。
現にインドではルピー、英国ではポンドでやったのだ。
2024年までには、少なくとも家にいくらお金があるのか把握しておきたいところだが、「定期預金満期ですよ」と、俺も把握してない口座が時たま銀行から届くのだ。
あと、リカレント教育について。
中高大学卒業して会社に入ったら、その後は全く勉強しなくていいって社会はどうなのよ、と思う。
むしろ、会社に入ってから、知っておけばよかった、勉強しておけばよかったと思うことばかり。
とはいえ、仕事してる以上、勉強にまとまった時間なんてとれないし。
大学卒業時に頭打ちの知識レベルで、日本がグローバルに競争できるとは全く思わないのは同感だけど、日本社会がそのことに対応できていない。
下り坂を転がり始めた日本社会を誰も止められないのは仕方がないことなのだ。
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年始はやっぱりこれから。国内編はそこまで面白くないですが、世界編と追加のところはとてもわかりやすく刺さります。トランプ(大統領選挙)の件、イランの件、ブレグジットの件など池上彰さんよりだいぶバイアスかかってる分読みやすく、読みが当たっていたりもしてしてすごいなーと。この視座で2020も頑張りましょう(2020/01/12読了)
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国内外の政治動向を中心に、様々なトピックについて大前氏独自の洞察をまとめたコラム集。
ご本人の話を数年前伺ったことがあるが、その臨場感が湧いてくるかのような明快さと断定的な語り口は、一気に読み進められる。
全体的に日本の論点というよりも、世間を賑わす時事ネタ(政治外交中心)について大前研一が切る!といった主旨の内容が大半であり、経済の見通しや、具体的な2020年代の日本の見通しについてはあまり触れられている点が少なかったので、目を引くタイトルとは思うが、その点については期待外れと感じている。
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今後、AIが世の中の仕事を席巻していく中で自分はどのように生きていけばいいのか?考えさせられた。これだけ時代の流れが刻々と変化する中で何年に一度か?は自分をブラッシュアップするための勉強の時間も必要だ。
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大前研一氏の洞察による日本の将来と、懸念、そして考察。
近年は政治に近いところ、教育に誓い所にいるだけに、経済よりも安倍政権の不甲斐なさ、持論である道州制の導入に加えて、ロシアとの北方領土返還交渉についてはキレのある解説となっている。トランプ政権の行方は、おそらくコロナの影響で随分と変わっと思われるものの、いずれにせよ次の選挙が分かれ目となるだろう。
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安定の大前節。いつも有難うございます。
半分読んで置いてたら、新型コロナ禍でそれどころじゃなくなった(テンションが変わってしまって)ので、後半は読み飛ばし。このコロナ後半になったらまた何か書いていただくのを待ってます。
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自国についてもっと知りたいと思い読んだ。
著者の視点、言葉が胸に刺さる内容だった。
イギリスのEU離脱(ブレクジット)の部分を読んだとき、この本を読んだ意味を感じた。それは自国の政治、経済についてあまり知らず、「移民、難民に雇用を奪われる」等、都合の良い情報だけで投票した結果、自分たちの首を締めてしまっているということ。もっと、学び、行動に移すことが大事であると思った。
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書籍の選択においては、書籍内のファクトとストーリーのバランスを把握し自身の好みと目的に合致したものを選択すべきと考えているが、その点で言うと本書はストーリーに重点が置かれている。理解のしやすさという目的もあると思われるが、あくまで著者の思い描くストーリーがメインとしてあり、ファクトはその補強として装飾程度に含まれているに過ぎなかった。ストーリー自体は面白いので、居酒屋で物知りなおっちゃんと世の中について語る、くらいの感覚で読むと楽しめる。緻密な議論を求めている人には推奨しない。