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商品説明
明治18年、『女学雑誌』が創刊され、多くの女性が論説文を執筆した。読者の寄稿文のほか、清水紫琴、荻野吟子らの書きことばを解析。『読売新聞』の投書文の検討も含め、ジェンダーの本質を書きことばから問う。【「TRC MARC」の商品解説】
明治女性の書きことばから日本の性差を切り出す!
明治十八年『女学雑誌』が創刊され、多くの女性が論説文を執筆した。
漢字平仮名交じり文で書かれ、文体としては基本的に男性の論説文と同様な漢文訓読的要素を多く含んでいる。
本書では、読者の寄稿文のほか、
跡見花磎 荻野吟子 中島俊子 佐々木豊寿
清水紫琴 若松賤子 樋口一葉
の書きことばを初めて解析。【商品解説】
目次
- 概観
- ●第一部 近代以前の文学作品以外の書きことばにおける性差
- 第一章 女性による実用的文書
- 第二章 近世における女性の論説文(一) 井上通女の文章
- 和文・漢学に優れた才女/漢文体の女性の生き方論①『処女賦』/
- 漢文体の女性の生き方論②『深閨記』/和文体の著作/文体による語彙の差/
- 文体による文法的な差/文体による自称詞の違い
- 第三章 近世における女性の論説文(二) 只野真葛の文章
- 独創的な思想と文体/教養のある両親のもとで育つ・父に漢学の学習を禁止される
著者紹介
出雲 朝子
- 略歴
- 〈出雲朝子〉1936年生まれ。東京教育大学大学院博士課程(日本文学専攻)単位取得退学。青山学院女子短期大学名誉教授。著書に「中世後期語論考」など。
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