紙の本
人体と対応させて生き物の特徴的な形態を理解する。
2021/05/12 16:07
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトルで意味が分かる人は「比較形態学」をよく知っている人だろう。本書は斬新なイラスト表現で説明する比較形態学、そして著者のお得意の恐竜につながる進化の形態学の本である。
カバーの画を見て、最初は「SFか?!」と驚いた。動物の特徴的な部分が人間ならどこに対応しているのかが絵で説明されている。こうすると確かによくわかる。
ウマの脚とか、コウモリの翼とか色々出てくるが、やっぱり一番は表題のカメではないだろうか。遺伝子的にはどこがどうなるとこうなるのか、調べてみたら面白そうだ。どなたか研究してわかったら教えて欲しい。
トビトカゲも面白かった。カメと同様な部位が違う方向に変わると滑空する機能を持たせることができる。この変化だと前肢を鳥やコウモリのように使わないので「手も足も使えて空間を移動できる」生き物ができるのではないか。
・・・「SFか?」と思って開いたせいか、最後は「SF的妄想」になってしまった。
そのぐらい面白い。イラストにはちょっとぎょっとさせられたが。
紙の本
人間であれば
2020/04/11 21:28
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり、亀の甲羅は肋骨にあたるといった、様々な動物のカラダの特徴を人体に置き換えて解説する一冊。
エピソードごと、表紙のように「もしも人間が、その構造を持っていたら」というイラストがあるのですが、結構グロいです。
紙の本
衝撃的な表紙とタイトル
2020/03/22 22:51
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投稿者:ワイワイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生がおもしろいと言っていたようなので子供に頼まれて購入しました。表紙とタイトルが衝撃的ですでに引き込まれます(笑) 楽しそうに下の子も一緒に読んでいるので、今度自分も読んでみようと思います。
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表紙のインパクトがすごいですが、
どのような歴史をたどってこのような骨の形に進化したのかというのも書かれているので結構勉強になります。
イラストのすぐ下に「あとは指を中指だけにしたら完成!」とそこだけテンション高いのが
突っ込みどころ満載です。夢に出そうなぐらいイラストはホラー感たっぷりです。絵が気持ち悪い~
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動物の特徴を、人間の体を変化させる事で表現したイラストはまるで『進撃の巨人』のような異様感があります。
気持ち悪がりながらも、これで「あぁ、動物の体ってこうなってるんだ!」とよくわかるし、そして普通の図鑑を読むより面白いと思います
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亀の甲羅は、人間でいうと肋骨にあたるものが発達し、身体全体を守ることができるように大きくなったもので、肩甲骨は肋骨の内側に移動している。
と言った具合に、様々な形態をもつ動物について、例えば象の鼻や、馬の蹄などが、人間の身体でいうとどの部分にあたるものが、発達し、変形しているかわかりやすく例示している。
ふーん、へー!、ほーっと驚いたり感心したりしながら読める一冊。
面白い人には面白いと思うし、子供の頃本書に接したら、動物の身体とか、進化とか、いろいろなことに興味を持つ大人に育つかもしれない。
ということで、面白いことは面白い以上の感想はなく....
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それぞれの生活環境に応じた動物たちの体の作りをヒトの体で表現したイラストがインパクトを与える。表紙になっているカメ人間をはじめとして、カエル、ワニ、ゾウ、クジラ、ペンギンなど多くの生き物たちの体の特徴的な構造を、進化の過程で何を獲得し何を捨てて生き残ってきたのかということとともに知ることができてとても楽しい。
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タイトルのとおり、亀の甲羅を人体で表したり、人の手をコウモリの翼にしたりして、動物の特徴を詳しく説明している。
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この本が出たとき、「あれっ?ついこの間も似たような本、出てたよね」と思った。『馬は1本の指で立っている』が2019年7月でこれが12月の発行。『馬は‥‥』は監修者あり、こちらはなし。値段はこちらが安い。前の本はモデル?の下着(水着かも)一枚の男性が人間の姿のまま、色んな生き物の格好を頑張って真似していたのだが、こちらは、見た目は人間のまま骨格を変化させているので、より不気味である点で目立ち、売れ行きはこちらがいいようである。続編も今年8月に出ているところを見ると、発売後直ぐに次が決まったのではないかと思う。川崎さんの本はどれもそこそこ売れているとは思うが、これは今までで一番、すぐに勢い良く売れた本ではないか。
うーん、しかし、個人的には前の方が良かった気がする。
売れた要因である、男性の骨格変化は、注目の部分だけである。だからこそグロテスクで奇妙なのである。人間の顔にリアルな毛のないうさぎの耳がついていれば気持ちが悪いが、実際は頭骨の形そのものが人間とは違うし、耳もうさぎは目のすぐ後ろから出ているのだ。トビトカゲの皮膜はあばら骨の間にあるが、人間の骨格であばら骨だけを広げてそこに皮膚があっても、トビトカゲのようには飛べない。それにトビトカゲは滑空していないときは、皮膜を閉じている。ということは、あばら骨が可動式なわけで、そうなるとそこも真似しないと不自然である。広げたままでは生活に支障をきたす。キリンだって、注目パーツは首だから、人間の首だけを長くしているが、これでは歩けない。キリンの首の長さなら、キリンの骨格がないと生きていけない。
ゾウの鼻も同じ。だから一部のパーツだけを真似るのは、ナンセンスに思える。むしろ前著のように、人間がプルプルしながら無理して動物の真似をする方が納得がいく。
しかし、それは充分承知の上でしているのだろう。このイラストのグロテスクさ、理不尽さが目立っているため、売れたわけだし。どうせなら、フリガナ振って小学生も読めるようにしたら、もっと売れたんじゃないの、と思う。まあ、もう企画済みのような気がするが。
真面目に骨格を比較して見たいなら『骨格百科 スケルトン』(アンドリュー・カーク著 グラフィック社)の方がいいです。
この本は古生物が得意な川崎さんらしく、もとの生き物を辿れるところは良い。
しかし、「アナホリフクロウに似たフクロウの仲間が大昔にいました。」(P146)とオルニメガロニクスが紹介されているが、「大昔」はないでしょう。だいたいでいいからいつ頃いたのかは書いておいて欲しい。一応科学の本でしょ。いつ頃なのか特定できていないならそう書くべき。
アズマモグラとコウベモグラの勢力争いの解説も、「両者の違いはコウベモグラのほうがアズマモグラよりもひと回り大きいことぐらいです。」(P169)とあるのに、イラストではアズマモグラ方が大きい。それに、違うということはDNAが違うわけでしょう、でないと交雑種ができるから、そもそも勢力争いが生まれない。見た目は大きさくらいしか違わない、と書くべきでは。
科学の本としてはちょっといいかげんだなと言わざるを得ない。
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他の動物の骨格だった場合を人間のイラストで表現しているので、ただ単純に例えば「亀の甲羅は肋骨が変化したものなんだよ」と言われるよりもわかりやすい。気持ち悪いけどなんか見てしまうような絵であり、今の人間にはいらない機能だなと思わせてくれる。
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動物の骨格を、分かりやすく人間のイラストで表現した本。勿論動物は、環境への適応化、進化の過程で、理にかなった機能を有するに至っており、そこには自然の機能美とも言えるものももあるがため、それを人間で表すと、滑稽を通り越してグロテスクさを醸し出しているのが逆にヒットに繋がったのであろう。
人間の一部を動物の骨格に似せても、動くことすら出来なくなるものもあろうことは容易に想像できるが、まるで進撃の巨人でもみている感はある。
まだまだ動物に関して分からないところがあるということも分かり、久しぶりに動物に興味を持てた。
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色々とぶっとんでます。
生き物の骨格について学べる本ですが,
それぞれの生き物の骨格を人間に適用した場合のイラストが,
完全にウケ狙いとしか思えない,何とも言えない味を醸し出しています。
笑えばいいのか感心すればいいのか,
それさえも分かりません。
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農学部図書館のアルバイト学生の方に図書を推薦いただきました。テーマは「進化 : evolution」です。
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29529540
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人間の男性の骨格を、いろんな動物の骨格に近づけて、
「完成!」
いや、何が完成だよ、と突っ込みたくなるが、とにかくおもしろい。
いろんな動物の特徴がざっとわかるし、解説もとても良い。
クジラって指あるんだ、とか、フラミンゴの骨格ってこうなんだ、とか。
最後に部位別比較も載っている。動物について興味を持つための1冊として良いのではないでしょうか。
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まず表紙がショッキング過ぎる(動揺)
しかし驚くなかれ、中身はもっと衝撃画像が続きます
……これ、小さい子が見たらトラウマになるんじゃないか…??????