紙の本
おやつ編
2020/04/26 23:27
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投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男ふたりで12ヶ月ごはん」の第二弾の、おやつ編です。
これだけ読んでも話はわかると思いますが、二人が一緒に暮らすようになったごはん編から読んだ方がわかりやすいと思います。
買ってきたおやつや、お店で食べるスイーツだけじゃなく、手作りおかしなんかもあって、男二人とは思えない充実のおやつライフで、うらやましい…!
お夜食編も読みたいです!
紙の本
シリーズ2!
2022/09/04 19:12
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう、初めから終わりまで、美味しそうな物ばかりで、お腹がグーグー鳴ってます。
自宅から芦屋までは、充分に行ける距離だけど、近いという訳でもなく、美味しそうだけど、なかなか食べる機会が無さそうです。
でも、「デッサン」には惹かれましたが、もう閉店されている様で、残念です。
白石と親のエピソードは、泣けました。
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うらやましい二人
2024/01/20 19:32
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人ともきちんと自立した大人ではあるけど、
先輩と後輩の構図がいい意味で残っているから、
強引と遠慮と甘えのバランスがとりやすい、
理想的な関係で、ほんとにうらやましい二人。
おやつもごはんも美味しそうで、
お取り寄せリストが充実します。
「気がねがなくて、仲がよくて、
お互いのことがよくわかっていて、
でもちょっとの上下関係が生み出す
それぞれの立場からの気遣いがあって」
紙の本
ご飯の後はおやつ
2020/07/23 23:40
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
男ふたりがひとつ屋根の下で暮らし、スイーツを持ち寄ったり手作りする様子が微笑ましいです。おつまみ編や夜食にも期待したいですね。
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
椹野さんの作品は医学とおいしいもののイメージが強いが、これもまたひたすら飯テロ、ならぬおやつテロ。
帝国ホテルのチョコはうんうんとこっそり同意。
相手が同性だろうが異性だろうが、いごこちのよい空間が作れるのならば、それを家族と呼んでもいいのかもしれない。
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男ふたりの12ヶ月、二年め。
白石真生(しらいしまなぶ)は駆け出し小説家。
遠峯朔(とおみねさく)は病院勤務の眼科医。
朔が、祖母の住んでいた芦屋市内の古い一戸建てを買い取って住むところへ、真生が同居、料理が得意で居職の真生が家事を分担している。
男2人の、気の張らない、それでいて快適でていねいな暮らしが、見ていて心地よい。
BLまで行かないけれど、こんなのでいいのだ。こんなのがいいのだ。
疑似家族生活ではあるけれど、遠峯は家の元の持ち主である祖母の思い出を大切にしていて、白石も離れて暮らす家族との絆に(悩みもあるけれど)心を砕いていて…
大きな事件は起きないけれど、日常の中のちょっとした心理描写がこまやかで、温かい。
惜しくも閉店してしまった思い出の店もあるが、実際に行くことのできる店が実名で紹介されている。
個人的には、すでにひとつのジャンル。
遠い町や、まだ見ぬお店に思いをはせながら読む小説も楽しいものだ。
“お夜食本”も、是非是非、お待ちしています!
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ご飯に引き続き、今度はおやつ。もちろんご飯も出てくるけれど。
お互いのことをよく見ていて、大切に思っている遠峯と白石。ベッタリではないけれど、一緒にいると安心できて、どんどん「家族」のようになっていく2人が楽しい。タイプの違う2人だから、心地よいのかも。らとも思った。話に出てくるお菓子を買って、一緒に食べながら読み返したくなった。
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「男ふたりで12ヶ月ごはん」の続編。タイトル通り、今回は「おやつ」にスポットを当てたもの。名店のスイーツや昔懐かしいおやつ、後輩白石くんの手作りおやつなど、ものすごくおいしそうで、お取り寄せしたり、お店を訪ねてみたくなる。巻末にそういう案内をつけてくれてもいいのではないかと思ったり。
正直なところ、おやつに気をとられて、話の内容の方は、そのそんなに残っていないけれども…前回よりも二次創作しやすい雰囲気を出してきてるかな?という気がしなくもない。
続編もきっと出そう…今度はなんだろう?12ヶ月弁当か、12ヶ月おつまみか…?
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前作よりも今作の方がパワーアップして美味しいものに囲まれた、眼科医の先輩と小説家の後輩のハッピーな同居生活だった。おやつ缶に高級おやつを入れておいてくれたり、後輩のリクで仮想彼氏役で誕生日ディナー作ってくれる先輩がたまらない。もう愛。
これがいわゆるBL作品じゃないことは、現実的に考えたら「いい年していつまでこんな同居生活続けてるの」ってなるけど、タイプの違う、でも一緒にいて居心地の良い人間同士が、性別問わず補い合って生活する理想形のフィクションだと思う。私も誰かと一緒に美味しい物を食べたくなった。
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芦屋の一軒家に暮らす眼科医の遠峯と、後輩で
小説家の白石。斜めカットのバウムクーヘン、
綺麗な銘菓ういろう、クレープ・シュゼット…。
今日もおやつ箱には甘い幸せが詰まっている。
男ふたりのおやつ歳時記。
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第二段!! 白石くんの作家業が安定してきたみたいでよかったね。
そして第三段の「お夜食」はぜひぜひ楽しみにしたい。
著者は食べることをとても大切にしているなと今回もますます思った。
それも、「常にフルスロットルで食を楽しむ」のではなく、しんどいときはしんどいなりに、ちょっと晴れやかなときはちょっと晴れやかなりに、大胆に祝うときはその通りに。だからこそいつでも楽しめるんやろうな。素敵やと思う。
食べることとそれを慈しむことに手は抜かない、と、いう姿勢が、とても好き。
そしてこのシリーズはどことなく「説明調やな…?」と、思ってしまうんやけど、食について細かく説明しようとなると、著者ほどの軽快なリズムの文章を書く方でもある程度はもったりとしてしまうんやなあと思った。
(だったらわたしが、食べ物ネタを書くときにもたもた書いているのも当然やでなとか)
九月になったら、和三盆ボーロを買いにいこうと思う~!
他にも食べてみたいおやつがたくさんあったけれど、今回は和三盆ボーロで。
「裏おやつ」は著者ご本人からときどき漏れ聞く単語やね。
あと、夏神さんの「ばんめし屋」さんが登場してた~!
こういう重なり方好き。
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今日も美味しいおやつ片手に、日常を送る。
1年の流れと、美味しいお菓子、の流れは変わらず。
旅先で求めてきたのもあるので、多少県外産あり?w
どれもこれも美味しそうですが、一番最初に出てくるのが
やはり印象深いものになるかと。
バームクーヘン、美味しそうです。
居候の後輩も、先輩が持たした手土産のおかげで
一歩前へ、問題解決できましたし。
お腹が空いているときに、読んではいけない内容です。
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どのおやつも、どのごはんも美味しそう。でもきっとこのふたりで食べるから美味しいんだろうね。高校時代の先輩後輩である男二人が同居して、美味しい料理やスイーツを食べるというただそれだけなんだけど、お互いを思いやる距離感とか平凡な毎日の幸せとかが感じられてなんだかほっとする。
特に食べてみたーいと思ったのは、山口県の『豆士郎(とうしろう)』というお店のういろう。『美々卯』のうどんすきも一度食べたことがあるけど、また食べたくなったー。
おいしいものを大切な人と食べるって、幸せだよねと再認識しました。
コロナ禍で旅行に行けないから、よけいに食べたくなるわー。
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読むときは、好きなおやつとお茶を用意すべし!
でないとおなかが減って、おやつを探し出すために一度本を閉じないといけないから。おなかが減ったまま読み続けるには美味しいものが多すぎる。
二人ののんびりとした生活も、ほっとして楽しい一年。
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「気がねがなくて、仲がよくて、お互いのことがよくわかっていて、でもちょっとの上下関係が生み出すそれぞれの立場からの気遣いがあって。先輩との関係は、他の誰とのものとも違う気がする」
『男ふたりで12ヶ月ごはん』の続編。
今回もたくさんの「美味しそう」が詰まってた!
白石くんと遠峯先輩のささやかな日常の中にあるお菓子たち。
それがメインでありつつも、白石くんと先輩の関係にも徐々に変化があるような…?
お話が面白いのももちろんだけど、登場するお菓子がどれも実在するっていうところが、この物語の最大の魅力だと思う。
まず文章からお菓子の形を想像して、そのあとに検索して画像を見てみる。そして食べたくなる!っていう繰り返しだった。
間にちょこちょこ挟まれる挿絵とか、巻末のお菓子紹介ページもかわいい。
遠くて実際に食べにはいけないものばかりだけど、自分の近くでお気に入りを探してみるのもいいなと思った。
まだ続編があるみたいなので、読むのが楽しみ。
いろんなジャンルの食べ物を読みたい。
2022.2.19 読了