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商品説明
小学校の先生に向けて、指導者が身に付けておきたい基礎となる数学の内容を、平成29年告示の新学習指導要領の領域・内容に準拠させてわかりやすく解説。小・中学校の連携や、幼児の活動の数学的な意味や価値等も取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
小学校の先生向けに,子供たちに算数を教える際に,指導者自身が身に付けておいて欲しい基礎となる内容(基礎となる数学)を,平成29年告示の新学習指導要領の領域・内容に準拠させて,わかりやすく解説しました。あわせて,その解説を踏まえた指導の要点(指導の方法)を記述しました。さらに,それらの内容や方法が,どのように発展していくのかという小学校と中学校の関連(小中の連携)についても記述しました。ですから,中学校の先生がお読みになっても,とても意義があります。
また,幼児の活動の数学的な意味や価値についても,新学習指導要領の領域・内容ごとに記述しました。幼児の活動をトピック的に抜き出し,そこに数学的な意味や価値づけをしている本はありましたが,小学校の学習領域や内容と関連させている本は類を見ません。幼児期の保育や教育に携わる先生向けに,保育園や幼稚園における活動の中に表れる幼児の姿が,どのような数学的な意味や価値をもっているのかについて,わかりやすく記述しました。
少し堅い話になりますが,新しい幼稚園教育要領や保育所保育指針,小学校学習指導要領等には,幼保小との関連の重要性が明記され,同様に,小学校・中学校双方の学習指導要領には,小中の連携の重要性が明記されました。これらのことからも,この本は時代の要請にも応えています。現状の算数・数学に関する本や,その指導法に関する本は難解なものが多く,大学生であれば,算数・数学の面白さを感じることなく,単位だけとり卒業して免許状をとる,このようなことの繰り返しです。指導者自身が算数・数学の面白さや楽しさを感じることなくして,子供たちに面白さや楽しさを教えることができないのは,火を見るよりも明らかです。算数・数学好きの子供を育てるには,指導者自身が算数・数学好きになることが,はじめの一歩であり,もっとも重要なことです。
そのために,私たち執筆者一同は,できる限りわかりやすく読みやすい本となるように心がけました。お読みくださっているみなさんの顔を,常に思い浮かべながら執筆しました。この本は必ずやみなさんのご期待に沿えるはずです。
(はじめにから抜粋)【商品解説】
目次
- 第1部 算数科の概括
- 第1章 算数科の目的・目標の変遷
- (算数科における目的論/明治・大正・昭和初期における算数教育史/戦後の学習指導要領からみた目標の変遷)
- 第2章 数学的な見方・考え方と数学的活動
- (数学的な見方・考え方/数学的活動)
- 第3章 学力調査、PISA、TIMSSなどの話題
- (全国学力・学習状況調査/PISA・TIMSS/プログラミング教育)
- 第2部 算数科の内容と指導方法
- 第4章 数と計算
著者紹介
土屋 修
- 略歴
- 石井 洋 北海道教育大学函館校准教授
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