- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/11/26
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:21cm/363p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-1916-1
読割 50
紙の本
最高の映画を書くためにあなたが解決しなくてはならないこと (シド・フィールドの脚本術)
著者 シド・フィールド (著),安藤 紘平 (訳),小林 美也子 (訳),加藤 正人 (訳)
「プロット、キャラクター、構成」の中にだけ問題は存在する−。三幕構成の生みの親シド・フィールドによる、シナリオの問題を認識し、明確にするための教科書。名作から問題解決のテ...
最高の映画を書くためにあなたが解決しなくてはならないこと (シド・フィールドの脚本術)
最高の映画を書くためにあなたが解決しなくてはならないこと
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商品説明
「プロット、キャラクター、構成」の中にだけ問題は存在する−。三幕構成の生みの親シド・フィールドによる、シナリオの問題を認識し、明確にするための教科書。名作から問題解決のテクニックを伝える。チェックリスト付き。【「TRC MARC」の商品解説】
世界で最も読まれている脚本術シリーズ最新刊、待望の翻訳!
映画脚本だけでなく、テレビドラマ、演劇、マンガ、アニメ、小説、二次創作……など、"物語"を書くすべての人がぶつかる問題を、具体例をもって解決させる至高の指南書が登場!!
「行き詰まったとき、にっちもさっちも行かなくて
投げ出したくなったときに、この本は役に立つ。
プロの脚本家のための教則本。」
山田洋次(映画監督)推薦!
「始めはゆっくりとペースを溜めておきラストは一気呵成クライマックスへと傾れ込み、お客の喝采を呼び込む。この僕もいつもそのように演出しているから、大いなる共感をもって読み進んだ。」
大林宣彦(映画作家)推薦!
世界22ヶ国語で翻訳され、全米400以上の学校でテキストとして採用されている 『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』、著者のシド・フィールドが世界中で開催したワークショップをもとに作られた実践書 『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2』 を経て、問題解決の方法を学ぶ本書が待望の刊行!
映画のシナリオ創作術として、1979年に著者によって理論化された「三幕構成」をもとに、往年の名作『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』『テルマ&ルイーズ』『羊たちの沈黙』『クリムゾン・タイド』を徹底的に紐解くことで、そこに共通する問題解決法を伝授。完成された映像作品から遡り、どのように脚本で表現されているか、すべきかを具体的に学ぶことができます。
物語を創作するすべての人、これから書こうと考えている人が、作品を「最高」にするための、道標となる1冊です。
〝脚本の問題点をなんとかしたい〞それが脚本家の願い
私がこの本を書くことにしたのは、脚本家が様々な〝問題を認識し、明確にする〞ためのツールを見つけたいと思ったからだ。
いかなる問題も、解決するためには、それを認識して、識別し、明確にする必要がある。でなければ、どんな問題も解決できない。にもかかわらず、ほとんどの脚本家は〝何が〞問題か正確にはわかっていない。
プロットが細すぎる、太すぎる、キャラクターが強すぎる、弱すぎる、アクションが十分ではない、キャラクターの存在感がない、ストーリーがすべて台詞で語られている......、何かがうまくいってないという漠然とした感じはするけれども、具体的にはわからない。
そこで私は問題解決プロセスの分析を始めた。
私がこの本で伝えたい唯一のことは、問題のさまざまな症状を認識し明確にすることだ。医師が病気を治療する前に患者のさまざまな症状を特定するのと似ている。
この観点から問題解決のプ…【商品解説】
目次
- 訳者まえがき
- イントロダクション
- 第1章 問題解決の技術は〝認識の芸術〞だ
- 第2章 それで、何が問題なのか?
- 第3章 問題の場所を特定する
- 第4章 問題への取り組み
- パートI 共通の問題点
- 第5章 説明台詞
著者紹介
シド・フィールド
- 略歴
- 〈シド・フィールド〉国際的評価を誇る脚本家。プロデューサー、教師、ベストセラー作家。全米脚本家協会で初の殿堂入りを果たした。ゲッティ・センターの映画保存プロジェクトの特別コンサルタント。2013年没。
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良き物語を作るために
2022/09/03 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじ、構想、人物造形と3つが明確に分かれています。シナリオライターはもちろん、小説家や演出家など様々なジャンルの創作活動のヒントになりそうです。
紙の本
実践編それゆえに
2020/08/12 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるわれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
シド・フィールド氏による「脚本執筆の教科書」シリーズ第3弾は、脚本執筆にまつわるトラブルへの対処法を、実際の作品を例に具体的に解説するという、文字通りの教科書的内容で、脚本家以外の創作者ならびにその志望者は、一度は目を通しておくべき一冊です。
「脚本の問題は、プロット(筋立て)、キャラクター、構造(構成)の三つの中にひとつだけ」というこの一言だけでこの本の凄さは分かりますが、本書にはさらに具体的な問題解決の方法が記されているので、行き詰まった脚本や創作物を抱えた人はこの本を読んで、ぜひ作品を完成させてください。
書かれている内容が先に刊行された氏の著作と被るところも多々見受けられますが「なぜか私たちはいつも忘れてしまうので、私は(覚えるまで)繰り返し述べる」ということなので、読み飛ばすことなく何度も暗唱すると良いでしょう。
内容自体は満点ですが、誤字や脱字、翻訳の精度にやや問題があり、日本語として成立していない(「てにをは」は、かろうじて合っているが)文章もかなり散見されるので星一つを減点としました。
巻末収録のトラブルシューティングガイド(問題解決リスト)の性質上、電子書籍の方が使い勝手は良いかもしれません。