箱根のメンタル 箱根駅伝から僕たちが学んだこと

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箱根で活躍した選手たちのインタビュー集。読み進めるうちにある誰が誰だかわからなくなってしまった。特に青学の選手たちは。それに比べてかつてのレジェンドたちは個性が立っているのか、しっかり区別できた。

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箱根駅伝を走った17名のランナーへのインタビュー集。陸上を始めたきっかけから箱根以降の陸上生活など得るところの多い一冊。

箱根駅伝マニア必見の作品。
多くの伝説のランナーの懐かしい場面が蘇ってくる。

神野大地、設楽悠太、村澤明伸から指導者として活躍する渡辺康幸、藤田敦史、上野裕一郎まで。

近年では箱根駅伝史上でおそらく最強チームの一つ青山学院大には特に1章がさかれている。原晋監督のコミュニケーション力の高さの他、選手の素質を見抜く能力に脱帽。
例えば無名時代の神野大地は高校の合宿地菅平で、たまたま青学も練習に来ており原監督に「君は絶対に行ける、伸びる」と走りのフォームを褒められたのがきっかけという。その後タイムを伸ばし他校からも声がかかるようになったが、最初に素質を見抜いてくれた原監督の青学を選んだという。

箱根駅伝をゴールでなく通過点としてさらに人生を駆け抜けるランナーたちを描いた傑作です。