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商品説明
創業70周年を迎えた大阪・谷六のわずか13坪の本屋「隆祥館書店」。理不尽な出版流通に声をあげた店主の闘いを描く。また、同書店が開催する「作家と読者の集い」から、藤岡陽子、鎌田實、小出裕章、井村雅代の講演を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
いま「町の本屋」が消えていっている。
本が売れないから、というのは理由のひとつでしかない。
そこには、「売りたい本が来ないから」という理由がある。
「いらない本が送りつけられるから」という理由もある。
どういうことだろうかーー
創業70周年を迎えた大阪・谷六のわずか13坪の本屋「隆祥館書店」からいまの出版業界はどう見えるのか?
ジャーナリスト木村元彦が、町の本屋の「闘い」を丹念に描きだす。【商品解説】
著者紹介
木村 元彦
- 略歴
- 〈木村元彦〉1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。著書に「オシムの言葉」「蹴る群れ」「無冠、されど至強」など。
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紙の本
『13坪の本屋の奇跡 「闘い、そしてつながる」隆祥館書店の70年』
2020/07/12 20:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪谷町で70年続く13坪の本屋「隆祥堂書店」
出版社3000社、書店8000軒に対して取次は大手2社の寡占状態という出版業界にあって、小さな書店がいかに闘い、読者とつながってきたかを『オシムの言葉』のノンフィクションライターが描き出す
同日入帳、ランク配本、見計らい配本……第1部は小規模書店を苦しめる取次の理不尽な制度に闘いを挑んだ書店主 二村善明 の気骨の生涯を描く
後半は経営を受け継いで営業を続ける現店主、長女の 二村知子 の挑戦の記録
町の本屋の生き残りをかけて東日本大震災以降9年で242回、月平均2.5回にわたって開催されている「作家と読者の集い」から、藤岡陽子、小出裕章、井村雅代、鎌田實の講演録を収録
版元は取次を通さない直取引の出版社「ころから」
(だからこそ書けた出版流通のタブーの数々)
絵本作家の降矢なながカバーと扉のイラストを描いている