- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/12/11
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:18cm/182p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-03548-5
読割 50
紙の本
寅さんのことば 生きてる?そら結構だ
著者 佐藤利明 (著)
思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ…。人を思いやる優しき「寅さん」が紡ぎ出した数々の「ことば」についてのコラムを収録する。『東京新聞』『中日新...
寅さんのことば 生きてる?そら結構だ
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商品説明
思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ…。人を思いやる優しき「寅さん」が紡ぎ出した数々の「ことば」についてのコラムを収録する。『東京新聞』『中日新聞』ほか連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
人生のつらいとき、迷ったときこそ、寅さんのことば――。能力や生産性が重視される社会でストレスをため、鬱々と生きる人たちが増え続けているいま、「人間らしく生きること」、「相手の幸せを願うこと」、「懸命に生きること」の大切さを思い出させてくれる、アウトローで二枚目(生き方が)の寅さんのことばの数々をまとめた1冊。
2019年12月27日公開の最新作(50作)「男はつらいよ おかえり寅さん」でも、大人になった満男が迷ったときに思い出すのは寅さんのことば。寅さんの過去の映像とともに出てくることば(本書にも多数掲載)が、心の支え、人生の指南書になっている。
寅さん研究家でもある佐藤氏の短くテンポよい解説は、名場面の背景や、50年前の1969年にカウンターカルチャーとして生まれた寅さんを通じ、日本がどう変化してきたかも教えてくれる。国の繁栄のピークが過ぎ、生きるのがますます難しくなっている世の中で、本当のしあわせとは何か、あなたは日々しあわせか、ということをあらためて問いかけ、思い出させてくれる本。
(※中日新聞連載『寅さんのことば』の第二部のまとめ+新規原稿)
●今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。(第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌)
●生きてる? そら結構だ(第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』)
●思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。(第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』)
●人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。(第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』……ほか【本の内容】
著者紹介
佐藤利明
- 略歴
- 〈佐藤利明〉娯楽映画研究家、構成作家、ラジオ・パーソナリティー。昭和の喜劇人の魅力を新聞連載やコラム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介。著書に「石原裕次郎昭和太陽伝」など。
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紙の本
寅さんは生きている
2020/02/29 22:56
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寅さんの50作が上映され、一気に寅さん熱が高まり、
関連本もいろいろと出されていますが、
読みやすさでは、この本が一番でしょうね。
ただ、私たち、全作品を見ている者にとっては、
一つ一つがよみがえってくるのですが、
あんまり見たことのない方には、
ついていけないかも?
でも、しっかりと寅さんは生きています。
私たちの心と頭に、ことばが刻まれています。
電子書籍
寅さん
2020/11/07 15:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寅さんを見たことがない若い世代にもぜひ読んでもらいたいです。ちょっと気が抜けるような勇気をもらえます。