紙の本
楽しい お仕事小説
2020/01/20 12:51
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
リストラで出向させられた主人公
全く畑違いのバレー団(カンパニー)で、公演成功を目指して頑張る。
いろいろなアイデアをみんなで出すあたりから安心して読めたが、
最初は・・・妻はなんで離婚を言う?理由がワカラン。遺産があると言ってもそれを一人で使うか?夫と二人で考えないんだ、この人。
とか 娘のために会社が支援するって今どきできるの? とか。
でも、最後は大団円。
続きがあるのかな?個人事務所設立するか?日本に戻った美咲も所属かな?
電子書籍
47歳
2023/01/30 19:44
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり始まりはきついなあ~というシーンからです。妻は、出ていくし、会社からは、全然畑違いのところ行かされるし。それも、47歳というトシで。しかし、いろんな出会いとかあって、ラストは……。
紙の本
嫌いじゃないけど
2022/02/25 14:49
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わり方は嫌いじゃないけど、どうなんだろうか。
ダンサー、あと何年続けられる?
引退したあとでもマネージメント必要?
などと考えてしまう。
紙の本
サラリーマンの悲哀
2021/12/06 11:07
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
製薬会社の総務部に勤める青柳はある日、会社がスポンサーとなっているバレエ団への出向を命じられる。年末のバレエ公演が成功で終わったら本社に戻れるが、失敗に終わればリストラ部屋行きの厳しい辞令であった。バレエ団の公演に関しては全くの素人だった青柳は四苦八苦しながらも周りの協力も得るのだが・・・・・。
サラリーマンの辛い立場がよくわかる内容でしたね。そういえば、以前は離婚は家族管理ができないと判断されていましたね。中間管理職の悲哀と今後の気の持ち方には大いに参考になりました。
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窓際に追い詰められて、バレエ団に出向したしがない会社員と素敵なダンサーたちのお話。元気がでる。
2021/9/29
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お仕事小説。
久々にバリバリサラリーマンが主人公。
バレエ団に出向になって、
そこで出会った人たちに刺激を受けて
変わっていく。
人が変わるスイッチは自分の中にあって、
自分で押すしかないんだろうけど、
押そうと思うきっかけは、
やっぱり出会いなんだよなあ。
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よかった。バレエの講演にかける人たち
バレエをする人だけでなく周りで支える人たちにも目を向けて
「カンパニー」の意味
どんなところでも言える
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なんだろう、このシンクロ感…。ここ数日、読んでいる本が、「居場所」や「居ること」、「どう生きたいか」などなどを考えさせられるものが続いているの中、このペースで実家に戻ったら読む本が足りなくなるかもと思い、駅ナカの本屋さんで手にとったら…その系譜につながる物語だった。
崖っぷちに立たされた主人公で肩たたきにあっている会社員の青柳誠一、スポーツトレーナーの瀬川由衣、身体の変化に戸惑う世界のバレエダンサーの高野悠が、ひとつのバレエ公園を「成功」させるために、ひとつひとつの出来事と向き合う中で、自分の存在を「ただ居る」ということを受け入れ、次の道、「希望」を見つけて進んで行く。右往左往するような出来事も盛り込まれているのに、心は凪いだままページをめくった。高野さんや美波さんの凛とした踊りを見てみたいと思った。まさかこんな物語だとは思っていなかった。人は、きっと出会うべくして出会う。そんなことを静かに思いつつ、とても満たされた気持ちになった。変わりたいと思ったら「まだまだ変われる、心も身体も。」
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通勤のお供のはずが、面白い題材にやられてしまい一気に読み切ってしまった。
伊吹作品は私ツボにぴったりハマり過ぎててこわい位です。楽しい小説をありがとうございました。
青柳さんはもちろんのこと高野さん、紗良お嬢様と皆さん格好良い。
素敵おじさん達には是非美波さん、瀬川さんをガシッと掴みに行っていただきたいですね!
本の世界にいる時は気にもしなかったけど、今になって自分の仕事ってなんだろう…と虚無感が襲ってきた。
努力もしない私に王者の才能なんて当然にしてあるわけなく。よし、仕事はただの収入手段だ、掴める何かを外部に探そう。
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失敗するとリストラが見える中で、出向先で頑張ってね、という話。出向先はバレエ関係業務。
物語と関係無いが、総務課で言われた仕事を完遂できる能力を評価されなくて左遷の候補に挙げる会社ってすごいなぁ。
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あなたって、どこでも傍観者なのね。家を出た妻にそう告げられ、47歳の会社員・青柳誠一は呆然と佇む。そして災厄は会社でも──。窓際部署に異動か、社が後援するバレエ団への出向、どちらかを選べと迫られた青柳は「白鳥の湖」公演の成功を目指すことに。スポーツトレーナーの瀬川由衣や天才バレエダンサー・高野悠らと共に突き進むが、次々と困難が……! 読めば力湧く崖っぷちお仕事小説。
著者の作品を読むのは「ミッドナイト・バス」に続いて二冊目。これは元気をもらえる小説です。前の本のつながりではないが、宝塚月組で舞台化されたんですね。
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すき。
主人公の不器用ながらもマメで手際は良いところも、プリンシパルの性格も、人想いなトレーナーも、EXILEを思わせる集団の若者も、それぞれのキャラクターがしっかりでてていい。
2021.5.2
59
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宝塚の演目の原作とあるが、テレビドラマにもなった作品のようだ。
ストーリー、キャラクターが魅力的で、絵になる場面も多い。
なるほど、人気があるのもうなずける。
主人公は二人いる。
製薬会社勤務の青柳は、リストラ寸前。
おまけに妻子に見捨てられる。
そんな彼にとってはまったくお門違いのバレエ団運営に出向させられる。
もう一人は、青柳と同じ会社のトレーナーの瀬川由衣。
彼女も会社が後援していたマラソンランナーのマネジメントに失敗し、崖っぷち。
初期状態がこれなら、浮揚するしかないわけで。
新たに担当となった世界的バレエダンサー、高野のマネジメントにがむしゃらに取り組む由衣。
悩みながらも「王者の才能」を持つ人を支えることに自分の存在意義を見出していく様はすがすがしい。
一方の青柳。
命じられたことは完璧にできるが、それだけだ、と上司に切り捨てられた彼も、新しい仕事場でバレエに出会い、その美しさに開眼する。
抜群の才能がありながら、いざという時に力を発揮できない美波に導かれるように。
抜け目のない上司に手柄を横取りされても、自分は裏方に徹して仕事を完遂する。
この仕事ぶりもまた、すがすがしい。
ボロボロバレエカンパニーにボーカル&ダンスユニットのアイドルが乗り込んだり、世界的なプリンシパルを迎えたりと、にぎやかで華やかなお話ではある。
が、こういった世界の人たちが、自分の能力を冷徹に測ったり、自分の体の感覚に神経を研ぎ澄まして調整している様も描かれていて、興味深い。
トップに立つ人たちの苦労ばかりではない。
バレエダンサーたちが、本業だけでやっていけず、コンビニやホテルの配膳のバイトなどを掛け持ちしている現状も描かれている。
こんな細部が、物語の奥行きを作りだしている。
私にとっては本作が最初の伊吹作品。
実は以前、ご本人の声を聞く機会があった。
とても美しい声の人だったことが印象に残っている。
来月にはウェブ配信でトークショーを見ることになっているので楽しみだ。
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面白かったです。誰かの為や夢に向かって頑張ることを思い出させてくれました。もう少しロマンス的な場面もあれば、と思いました。
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妻子に逃げられリストラ部署へと肩をたたかれ
公私共に崖っぷちの40代サラリーマンが会社が後援しているバレエ団へと飛ばされた
馴染みのないバレエの世界が垣間見れたのがなんだか嬉しかった
読みながらも読んだ後も何度となく胸を張りたくなる作品
面白かった