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韓国併合110年後の真実 条約による併合という欺瞞 (岩波ブックレット)
著者 和田春樹 (著)
慰安婦や徴用工の問題の出発点である1910年の韓国併合の合法性、有効性については、いまだに日韓両国政府の認識に大きな隔たりがある。併合実行の過程を詳細に検証し、日本政府の...
韓国併合110年後の真実 条約による併合という欺瞞 (岩波ブックレット)
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商品説明
慰安婦や徴用工の問題の出発点である1910年の韓国併合の合法性、有効性については、いまだに日韓両国政府の認識に大きな隔たりがある。併合実行の過程を詳細に検証し、日本政府の主張が誤謬であることを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
「慰安婦」や徴用工の問題をめぐり危機的な状況が続く日韓関係。その出発点である1910年の韓国併合の合法性、有効性については、いまだに両政府の認識に大きな隔たりがあり、対話を阻害する大きな要因になっている。今まで知られていなかった併合実行の過程を詳細に検証し、日本政府の主張が誤謬であることを明らかにする。【商品解説】
目次
- はじめに
- Ⅰ 日露戦争後の日本の韓国支配
- Ⅱ 日本政府の併合断行方針決定さる
- Ⅲ 寺内正毅の登場
- Ⅳ 併合の実施過程
- Ⅴ 併合の宣布
- おわりに
- 注
著者紹介
和田春樹
- 略歴
- 〈和田春樹〉1938年大阪生まれ。東京大学文学部卒業。同大学名誉教授。専攻はロシア・ソ連史、現代朝鮮研究。著書に「北朝鮮現代史」「ロシア革命」「日本と朝鮮の一〇〇年史」ほか。
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なるほど
2019/12/12 22:23
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日韓の不毛な争いが続き、お互いに何のツミもないみなさんの商売などに大きな影響が起きていますね。
そんなとき、きちんと勉強してみたい方、本当のことを知りたい方に、オススメの1冊が発行されました。1910年の韓国併合、その本当の姿がえがかれています。
ブックレットにしては、注が多すぎるのですが、一々注を見なくても大丈夫です。
本文はまずまずの量なので、その気になれば一気に読めます。
伊藤暗殺の波紋、寺内の意向、小村の動向、整理していただくと、なるほど、と腑に落ちます。ぜひ、読んでくださいませ。
紙の本
日韓併合の合法性
2019/12/21 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、韓国併合条約について瑕疵があるのではないかと問いかける書である。確かに、併合において日本政府がどのように整合性をつけるか、ある程度(かなり)窮していたかが窺えて面白い。日韓併合をそのような視点で見るのかと、興味が出ます。しかし、国際政治上、条約は外面的に平等で自由意志で締結されるものとされますが(だから整合性を求めるのでしょう)、実際の弱肉強食(とくに帝国主義の時代には)が列強の間では常識でした。
韓国が日本に併合されることについて、韓国の人びとは、3世という人はほどんどいなかったでしょう。なのに併合手続きが曲がりなりにも取られたのは、弱者が強者に屈せざるを得なかったからです。もちろん歴史的評価や価値観は変わり現在の価値観で評価すべきでしょう。しかし、当時はそうだったのです。現在韓国は、日韓併合は非合法だったと言います。これを認めてしまうと、帝国主義列強の植民地支配は、非合法となり、その上に成り立っている現在の国際秩序を揺るがします。
だからといって、歴史を検証するのにいろいろな視点が必要だし、都合の悪い視点を無視するのも問題です。