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紙の本
レバノンから来た能楽師の妻 (岩波新書 新赤版)
祖国の内戦を逃れ来日した女子高生が若き能楽師と出会う。伝統芸能の世界に入る彼女を待ち受けていた試練とは…。能の魅力を妻兼マネージャーとして国内外に発信し、子育てや母の介護...
レバノンから来た能楽師の妻 (岩波新書 新赤版)
レバノンから来た能楽師の妻
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商品説明
祖国の内戦を逃れ来日した女子高生が若き能楽師と出会う。伝統芸能の世界に入る彼女を待ち受けていた試練とは…。能の魅力を妻兼マネージャーとして国内外に発信し、子育てや母の介護に奔走する、ある女性の記録。【「TRC MARC」の商品解説】
祖国の内戦を逃れ来日した女子高校生が若き能楽師と出会う。コンピュータサイエンスの博士号を捨て、閉ざされた伝統芸能の世界に入る彼女を待ち受けていた試練とは。能の魅力を妻兼マネージャーとして国内外に発信し再び世界を駆け巡る傍ら、子育てや母を日本に呼び寄せての介護に奔走する。異文化理解の架け橋となったある女性の記録。【商品解説】
内戦を逃れ来日した女子高校生が伝統芸能の世界に入り,子育てや介護の傍ら能の伝道師になる人生の賛歌.【本の内容】
目次
- プロローグ――この世界の片隅で
- 第1章 レバノンとの別れ
- 1 ベイルートと家族
- 子ども時代/父,エドゥアール・アブデル・ジャリル/記憶の劇場/母,ジャネット・アビ・ナジェム
- 2 内戦下の暮らし
- 引っ越しに次ぐ引っ越し/家族と離れて
- 3 若き能楽師との出会い
- 姉,マリーローズの結婚/猶彦との出会い/帰国,そしてイギリスの大学へ/ベイルートに戻る/ふたたび日本へ/猶彦との再会/梅若一族との対面,そして結婚
著者紹介
梅若 マドレーヌ
- 略歴
- 〈梅若マドレーヌ〉レバノン生まれ。大阪大学大学院情報工学科入学中退。東京大学大学院情報科学研究科研究生。能の舞台公演のプロデュースにかかわる。ドキュメンタリー映画「明日になれば」プロデューサー。
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エピローグ…
2021/02/21 17:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただでさえ難しい事ばかりの国際結婚でその上夫、は能役者という大変さ。
この本に書けなかった辛い事も多いはず。
それらを跳ね返す強さの持ち主たる筆者に敬意を!
エピローグ 認知症になった母親を日本に引き取るいきさつに胸が痛くなった。
それでも悪い事ばかりじゃない。
そこに希望を感じる。
紙の本
口答えをするな!
2020/02/01 02:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
「結婚してまもなく夫がそう言った時、わたしは、あっけにとられ冗談かと思った。あの、優しい彼は、どこに消えたのか?」
そんなこと言われたら、ショックでしょうねー
反論するか?
それを受け入れて、ひたすら耐えて耐え続けるか?
なんとなく、日本人なら、能の世界だしなんて、後者になりそうですね
まして、外国人ならもっと苦労したろうという経験談かと、思いきや!?
そもそも、レバノンという多民族、多宗教国家で、内戦時に育ち
18才で戦火を逃れ、日本、イギリス、アメリカで暮らした経験を持つ彼女は、異文化交流の専門家とも言えるでしょう
そんな梅若マドレーヌさん全然負けてません
というか、目線がちょっと違う
その理路整然とした考え方や、マイペースなところが、新鮮で楽しめるし、能についての解説もわかりやすかったです