オールドファッションカップケーキ （Ｈ＆Ｃ Ｃｏｍｉｃｓ）

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投稿者：あや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

再読をしました。
すごく丁寧に書かれてる話で読んでてほっこりするし好きです。
初めて読んだ時から何年か経ちますが、
今読み返してみてもいい話だなぁ。って思います。

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投稿者：物語はごはん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

以前から高く評価されているという事で、続編と併せて手にしました。※番外編未読
結論から言うと、(今の？)私には合わなかった…。
読み始めてから読み終えるまでに凄く時間が掛かりました。どうしてかなと考えたのですが、コマのテンポが合わないんです。BLマンガにしたらコマが小さめで、文字、特に会話が多い。更にドラマのように丁寧に丁寧に、描かなくとも成立する情景・背景のみのコマを全編に渡って描き続けている。時にコマ送りの描写も挟みつつ。
絵は崩れを感じさせず作画コストがとても高いと思われるのですが、それだけにただストーリーを追うというのには情報量が多い。作画はデジタルなのかな、線が一定・トーン多様で情報の重要度の強弱が感じ取りにくいです。
集中できる状態ではなかった事もあり、何度も休憩を挟みながら読み進めました。丁寧な描写だろうという雰囲気は受け取っていましたが、その更に上を行く作品でした。
ただし感情移入させる作りではありません。視点は野末寄りの第三者で徹底しているように思います。

作者さんが描きたかったのは「対話」と「それによって変わっていく心」かなと思います。それを恋愛マンガと言われてパッと思い付く表現ではないやり方でじっくり描いたのが本作ではないでしょうか。季刊紙だからこそできたことなのかもしれませんね。
ihr Hertz作品を読むのは久し振りだったので、諸々読み手である私側の心構えが抜けていたかなとも思います。

キャラクターに関しては野末って非現実的だなと思ったりもしたのですが、我が身を思うと40って昔イメージしていた程分別があったり"不惑"という語に当てはまる年齢ではないんですよね…。そういう意味ではリアルかもしれません。
(余談ですが、当人のいる社内で閨ごとの想像話を声高にする女性社員の描写、そこだけ唐突にドン退きしました…)
ストーリーは序盤の迫り方がBLだなと思いましたが、以降は日常系の展開だと思います。

続編(の特に終盤)になってやっと、「これが作者さんの伝えたかった事では？」という会話が見られました。
て、丁寧ダナァ～～～！！

じっくり連続ドラマや分厚い小説を味わいたい時向きの作品でした。

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投稿者：みみみみみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何度も読み直しています。
なんだ？このかわいい四十路…四十路って何だっけ？って思うくらいにかわいい。
上司とか歳の差とか男同士とかそういう事で悩む2人をずっとずっと応援したい！彼らと一緒に働くモブになりたい。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おじさん受けと年下攻めのかわいさが凝縮された、リーマンズラブです。

ネタバレがあります。

●口いっぱいに食べ物を詰め込みもぐもぐする29歳部下攻め・外川
●同僚や部下に慕われる39歳の魔性サラリーマン・野末

野末は平凡な毎日を自分で選んでおきながら、それが少し憂鬱なサラリーマン。積んだ経験値が負の予測をさせるため何もしないまま出世を断り、恋人もつくることなく休日は家で過ごしています。

ところが、ひょんなことから若年性更年期障害を疑う10歳も年下の部下・外川に『女の子ごっこ』を提案され、しぶしぶ付き合うことに。実は外川は入社前の出来事がきっかで、野末に恋をしていて・・・

同性、年の差、同じ職場の上司と部下、そんなネガティブを乗り越え結ばれるお話です。その尊さは恋物語の王道といえるでしょう。

なかなか恋に踏み出せない焦ったさと、このままの距離感でもいいかな？そんな板挟みに悶えながら読みました。それもこれも野末さんがかわいいのがいけない！

またストーリーやキャラはもちろん、背景や小物類が素敵でした。特にお店の内装や自宅のインテリアに個性が出ていて面白いです。両思いになったあと、野末の部屋に外川の趣味である登山の本やペアの食器がたるのは、もう愛です。

エロに関しては今後のふたりの擦り合わせが楽しみです。

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

部下×上司
年の差10歳あり

始めの方は部下→上司で進みます
はっきりとは言わないけど、ところどころで出てくる上司に対する想いにきゅんきゅんした
上司の方も仲良くなっていく部下に対し上司部下以上の感情をもちはじめて
でも上司は４０歳オーバー
全てに対し臆病

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投稿者：どんこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

色々な方がおすすめしているのを見て購入を決めました。絵柄が私の好みではなかったのですが、読んでいくうちにどんどん好きになりました。軽い内容ではなく、しっかりストーリー性のある漫画を求めていたため私にぴったりでした。続編もまとめて買ってしまうくらい大好きな漫画です。

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投稿者：やさし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、最初のあたりがなんか読みにくい感じがありました。でも絵がさっぱりしていて、キャラクターが魅力的だし、こうやって疲れることを全部拒んでたのにこの後輩くんはすっと入ってくるなんて、これからこの先輩がどういうことを思うようになるのか楽しみになりました。

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投稿者：スニン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

びっくり！試し読みの部分だけできれいにまとまった人間ドラマ。名言ちりばめ。
BL的にキュンとするのかはまだ疑問だけど名作の匂い。

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投稿者：みずき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

恋愛に臆病なのも、相手の未来や周囲からの目に対する葛藤も、ただ好きだという感情だけで突っ走れない年齢や立場も。
すべて大人の恋愛って感じで身近に感じてしまいました。
だからこそ、あのままの二人のままで、色んなことを擦り合わせながら一緒にいて欲しいなあと、心から思いました。
こんな素敵な恋愛ならしてみたいなあ。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

評判が良かったので、期待が大き過ぎたようで、少し期待外れ感が否めないです。
ごくごく普通の恋モノっていう印象です。
でも、スイーツは、めちゃくちゃ美味しそうで、食べたくなりました。

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投稿者：チクワ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

（レビュー用に再読）前作が好きでこちらも購入。
男も女も関係なく、そこそこ年齢や経験を重ねると、色々なことに臆病になるのは変わらないですね。若かりし頃を思い出せば外川の言いたいこともわかるし、今となっては野末の気持ちに共感しかなく、胸にぐさぐさ刺さるお話でした。
野末が可愛すぎて、私もメロメロにされました。スーツ姿も好きなので眼福です。何度も読み返しています。

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投稿者：ぱぐぱぐ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

線が細めできれいな絵です。
淡々とお話は進みますが、
雰囲気があり、気持ちが伝わります。
住んでいる家など、キャラクターにあっていて、なんかステキです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

購入までにかなり悩んだ作品。
人気も評価も高かったのですが、
気になるけど、ぴんとこない感じがしたのです。
でも気にならなくなることもなく
だったら読んでしまえーって感じです。

腰を据えて読むのが良しな作品ですね。
丁寧に丁寧に書かれた日常
ルーティンの中で抱える負の部分は
年を経ていくということで
億劫になっていくことや倦むこととか
実感としてわかるという感じ。
それが本当に丁寧に描かれているなぁと。
そこに10歳年下の部下が絡んでくる。
新たな何かを得て
日々をすごしていく。

日常の全てが恋ではないけれど、
日常を変えたり、満たしたりしてくれる力ではある。
そんな風に思える作品でした。

☆4.5評価
なぜか満点にならない感が残るのはどうしてだろか
自分でもわからない。
そんな作品
でも、続編は読みます。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高評価だったので、ずっと気になっていた作品です。
2人がゆっくり距離を縮め、お互いになくてはならない存在になっていくのが伝わってきます。
日常に変化が訪れるのってこわいですよね。
変化っていいことだけじゃなくて、悪いこともありますし。
えっちはなくても納得できる作品だったけど、最後にあったので大満足です。
続きがあるようなので、気になりました。

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投稿者：kaya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

可愛いスイーツにお洒落な家具に小物、洋服、
一つ一つが細部まで丁寧に描き込まれていて、
まるでイラスト集を見ているようなときめきがありました。

軽妙なようで重みのある言葉選びも秀逸で、じわじわと
胸に沁み込んでくるモノローグや台詞がたくさんありました。

大人だからこそ、心のままにいかないこともあって、
面倒くさい建前や人生経験だとかに雁字搦めになってしまうけど、
そんな大人の男二人がピュアな恋愛を、というギャップが魅力的でした。

四十路目前、仕事もプライベートも順調。
不満があるわけじゃないけれど、満たされることもなく、
変わり映えのない日常に憂鬱を感じていた野末。

ある日、ひょんなことから部下の外川とパンケーキを食べに行くことに。
そして、野末のアンニュイを見抜いていた外川の提案で
二人のアンチエイジングな日々が始まります。

以来、野末と外川はカフェ巡りや遊びに出かけたり、
平日も休日も共に過ごすようになります。

野末さん、可愛らしかったです。
格好いいけれど、可愛いくて、おっさん×スイーツなんてシュール
とか思っていたのに違和感0だし、見てるだけで癒されそうだし、
こんな上司羨ましすぎ！

外川は一見無愛想ですが、実は密かに野末に想いを寄せていました。
クールに見えてその内はとても健気で、一途に野末を見てきましたが、
一度“ただの部下”の一線を越えると、もう後戻りはできませんでした。

子供っぽい嫉妬をしたり、あからさまなアプローチで下心はだだ漏れで、
それでも微塵も気付かれず…
誰よりも傍にいるのに、伝わりそうで伝わらない想いが切ないです。

一方の野末は外川との距離感の変化に戸惑いながらも
彼と過ごす時間を居心地よく感じ、自分だけが知る外川を
可愛いと思うようになり始めていました。

そして、その感情は次第に“部下”の枠を超えてゆきます。
メールの返信一つに振り回され、好きな子がいると聞けば
気になるくらいには意識しているのに、予防線を張ってしまい、
なかなか進展しません。

けれど、気持ちを抑えきれなくなった外川から想いを告げられ…
この場面、胸がぎゅっとなりました。
シンプルでまっすぐな外川の台詞が突き刺さります。
「死ぬほど」なんて言葉、中々出てきません。
完全に外川の告白に心をもっていかれました…

そのことで野末もようやく自分の本当の気持ちに目を向け、
体裁も正論もかなぐり捨てて、年齢も立場も関係なく、
ただ一緒にいたいと心からの想いをぶつけます。
対する外川の返事がまた…
「俺の人生の一部じゃなくて、すべてになってください」
ってそれプロポーズ！

ですが、本編はそんないいところで終えてしまい、
その後の二人は番外編・描き下ろしで描かれます。
こちらも外川が好きすぎて臆病になってしまうのが
いじらしかったり、可愛らしい野末さんが満載でした。
外川もベタベタしていて案外甘えたです。
恋人な二人がもっともっと読みたくなってしまう甘々っぷりでした。