もしものせかい

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投稿者：あかね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに、こんなにも心が穏やかになる本に出会ったような気がします。
あのときあっちを選んでいたら。あのときああしていれば。人生の岐路で、あるいはささいな日々のことで、選ばなかったほうの道を思うと苦しくなるときがある。
だけど大丈夫、私たちは失ったわけではない。そのことをヨシタケさんから教わりました。

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投稿者：銀の皿　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

子供向け、となっている小さな本。でも、大人の方が「よくわかる」「ささる」と思う本なのではないでしょうか。

なくしたもの、こわれたもの、どこかに行ってしまったもの、あきらめたもの。幼い子にはどんなふうにそれを乗り越えていくのか、を教えるようなお話の展開です。

いくつになっても、一生心のどこかで「あれが今もあったら」と思い続けているものがある。そんな人は少なくないでしょう。「うしなわれた」と悲しむこころを前向きにしてくれるこの本は、「もしも・・」と思うことが溜まっている大人の方に突き刺さります。

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投稿者：トマト　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自分で選んだことだけれども、もし、その時の決断を違う方に選んでいたらどうなっていただろう。違う世界を見ていたのだろう。その違う世界を見ていたときに、同じように、もし、あの時もう一つの決断をしていたら…となるのか。選ばなかった世界はどうなっているのか。それに、消えてしまった大切な人達や物達は一体どこに行ってしまったのか。
ちゃんと存在していますよ。君と一緒に存在している。目に見えないだけ。そんな物語です。

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投稿者：ケロン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

選ばなかった未来。
何かを後悔するたびにその存在がちらつくわけですが、そちらはそちらで楽しくやっていると思えば報われるのかも。

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投稿者：ナツ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

落ち込んだとき、「もしものせかい」を感じることによって、また頑張ろうと思えます。ヨシタケシンスケさんの絵や言葉遣いが大好きです。

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投稿者：もも　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読んだ「りんごかもしれない」が苦手で、しばらく手に取る事はありませんでしたが、たまたま病院の待合室で「それしかないわけないでしょう」を読んでから大好きになり、ヨシタケシンスケさんの本には、いつも色々救われたり考えさせられたりします。今回の本も、やはり大人をこそ救うための本に感じました。

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投稿者：みつる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一読だけではわからなくて、何度も読み返しました。
たぶん、わかってはいるんだけど、
理解はできない、いや、したくないのかもしれません。

それは大人になってしまって、
色々なことを経験したから、
つまりはこういうことを言いたいんですよね？
と、白黒つけてしまう自分がいる。

でも、白黒はっきりつけなくて良いこともあるんだよ。と
優しく言われているような気がしました。

どうしてかは、わからない。わからないけど、

いつまでもきみといっしょにいる。

この言葉に救われた気がしました。

もしも、もしも、もしも……。
いつだって、思うことですが、
変わってしまったこと、無くしてしまったものは
消えたわけじゃなくて、もしもの世界で
ずっといっしょにいてくれる。

"それはつらいことだ。
たっているのもやっとかもしれない。
でも、ちいさくなった
いつものせかいは、そのうち
またゆっくりゆっくり
ふくらんでくる。

たとえきみがなにもしなくても。"

大丈夫、きっと大丈夫なんだと、
心を支えてくれる本でした。

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投稿者：コエデホン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

をゲット。　「きみ」の大事なロボットだけどネコの連れ去りに「りゆうはない」で、収めてある。そこは大人にちょっと便利。　「もしも」という別世界に思いを馳せることができるようになったら、同じ言葉だけど違う意味の「もしも」ということを瞬時に想像して、人や物を傷つけない行動がとれるようになるだろうか？

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投稿者：ぱーぷる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

絵本ですが、大人が読んでもぐっとくる本だなと思いました。誰にだって、もしもあの時こうしたいたら今は違ったのかもしれないなど思うことがあると思います。この本によって、考えることができました。

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投稿者：ちほ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

絵本ではあるものの、大人向けです。
3歳の息子は、内容をほとんど理解していないと思います。

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こどもだけではなく、大人の心にも響くものがありました。面白さだけで終わらない辺りがヨシタケシンスケさんのすごさ。