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商品説明
戦後昭和はどのように始まったのか−。伝説の編集者・巖浩が、竹内好、橋川文三、谷川雁、山口昌男らとの交流を通して、印象に残る言葉や表情と共に同時代の貌を刻む、もうひとつの昭和史。熊本の同人誌『道標』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後昭和はどのように始まったか。心の襞に沁み込んでいる懐かしき人々「その人々とのちょっとした言動、表情などを文学にしておきたい」
今年(2019年)6月12日に急逝した著者の遺稿作品です。伝説の編集者として知る人ぞ知る存在で、「日本読書新聞」の発行人を経て1970~1984年に「伝統と現代」を発行します。鹿児島七高から東大そして応召・復員を体験した著者は、昭和戦後の在り方を厳しく問い続けました。交遊人脈は広く、四元義隆、竹内好、柳田國男、橋川文三、谷川雁、山口昌男など戦後の言論界をリードした面々の思想を紙誌面に刻ませた功績は大きい。本書は彼らとの同時代史としてかなり貴重な記録と言えます。限定300部【商品解説】
目次
- 《目次から》
- 七高・四元義隆・魯迅
- 復員・復学
- 安吾への親近感
- 茫洋と苛烈――竹内好
- 柳田国男に会う
- 護国寺裏の橋川文三
- 竹内好・梅棹忠夫対談
- 前衛不在論――谷川雁
- 筑豊炭鉱地帯を歩く
著者紹介
巖 浩
- 略歴
- 1925年、大分県津久見市生まれ。第七高等学校を経て1944年、東大文学部入学。45年1月~9月、陸軍都城連隊、阿蘇山中にて終戦。1949年、日本読書新聞に入社、65年退社。70年~84年春、雑誌「伝統と現代」を発行。86~91年、奈良の春日大社で労務に従事。その後、万葉文学講座の助手。三重県津市の「アララギ派」会員。2019年6月、逝去。
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