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秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 続 (光文社新書)
元祖「カラー撮り鉄」ヒギンズが愛した「昭和30年代の日本」の風景。新たに見つかった蔵出しプライベート・フィルムからの傑作も加え、鉄道写真多めの選りすぐり544枚を、当時の...
秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 続 (光文社新書)
【期間限定価格】続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本
04/04まで通常1,760円
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商品説明
元祖「カラー撮り鉄」ヒギンズが愛した「昭和30年代の日本」の風景。新たに見つかった蔵出しプライベート・フィルムからの傑作も加え、鉄道写真多めの選りすぐり544枚を、当時の思い出話とともに公開する。【「TRC MARC」の商品解説】
大好評だった『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』の第2弾。今回も初公開蔵出し写真を多数揃え、46都道府県を網羅。【本の内容】
著者紹介
J・ウォーリー・ヒギンズ
- 略歴
- 〈J.ウォーリー・ヒギンズ〉1927年米国生まれ。ミシガン大学修士課程修了。JR東日本国際事業本部顧問。2007年度日本写真協会賞特別賞受賞。著書に「発掘カラー写真昭和30年代鉄道原風景」など。
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紙の本
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2020/02/09 21:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者(撮影者)は1958年に本格的に来日以降、日本に在住、国鉄の顧問を務め、現在はJR東日本顧問。日本全国をくまなく巡り60年前の日本をカラー撮影、544枚(その多くが鉄道写真)を簡単な説明とともに取りまとめた新書版である。その写真は今なお色褪せていないコダクロームの写真である。トロリーバスが電化された国鉄の踏切でポールを下ろして通過、東海道新幹線開業前の小田原駅で駅弁売りが線路に降りて試運転列車に弁当を運ぶ光景等今となっては貴重な写真に触れることができる。
岐阜市郊外の片田舎を走っていた名鉄高富線での撮影時の以下のエピソードは心温まる。「近くにもう一人路面電車に向かってカメラを向けている人がいた。向こうから挨拶してくれたので、お互い自己紹介をした。何を隠そう、これが長年の盟友白井昭さんとの出会いだった。その後彼は名鉄のパノラマカーや大井川鐵道に蒸気機関車を走らせ一躍有名になる。その白井さんとの付き合いは、すでに60年以上続いている。」
本書の構成は一部のみ各地方別で、それ以外は廃駅、踏切、鉱山等のテーマ別となっている。60年前の紀行文等と対照する場合、地方別に統一もしくは索引があると、本書の利用価値が一層高まるのだが、その点少々残念である。