- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/01/31
- 出版社: 剣筆舎
- サイズ:20cm/264p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910083-00-1
紙の本
巧拙無二 近代職人の道徳と美意識
現代人が失いつつある職業文化の精髄とは? 刃物鍛冶や鉋台屋、大工などの名匠たちの超絶技巧を伝えるエピソードに内包された、近代職人の道徳や美意識、仁義、矜持を、武術研究者と...
巧拙無二 近代職人の道徳と美意識
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商品説明
現代人が失いつつある職業文化の精髄とは? 刃物鍛冶や鉋台屋、大工などの名匠たちの超絶技巧を伝えるエピソードに内包された、近代職人の道徳や美意識、仁義、矜持を、武術研究者と伝統木工具目利き人が語り尽くす。【「TRC MARC」の商品解説】
事理一致の近代職人に学び、現代の日本人が失いつつある職業文化の精髄を掘り起こす。
「見える化」ばかりを追い求め、「出来る化」が置き去りにされている昨今――。
近代には、先達から技術と理論を受け継ぎ、さらなる高みを体現した職人たちが存在した。
彼らが仕事へ注いだ心血は、同時に自らの生命をも高みへ導いただろう。
その仕事振りは、今の世に言う「ワーク・ライフ・バランス」を根本から揺るがすものだ。
しかし、仕事と生命を相即不離とした職人たちは、有形無形の文化的財産を遺している。
一体、我々は次世代に何を残せるというのであろうか?
千代鶴是秀や長谷川幸三郎、嶋村幸三郎、伊藤宗一郎、野村貞夫ら、鍛冶屋や鉋台屋、大工など、知る人ぞ知る名匠たちの超絶技巧を伝えるエピソードに内包された、近代職人の道徳や美意識、仁義、矜持を、武術研究者・甲野善紀と、土田刃物店三代目店主にして、伝統木工具目利き人・土田昇という、異業種の奇才ふたりが語り尽くす。
働き方を変えるのではなく、生き方そのものを変えてしまう、現代人にとって真に貴重な対談。【商品解説】
目次
- まえがき――甲野善紀
- 仕事道具に触るのは感覚が育ってから
- 道具鍛冶の名工・千代鶴是秀の修行はじめ
- 「お前が本で学んだ事ではない、お前の一言を言ってみよ」
- 職人の「恥」
- 職人の思い入れと伝統
- 重い金床を片手でヒョイッ(玄能鍛冶・長谷川幸三郎)
- 職人と素人の違い
- 「こいつなら、いけるかもしれない」
- 手裏剣術が玄能作りのヒントに?!
著者紹介
甲野 善紀
- 略歴
- 〈甲野善紀〉1949年東京生まれ。松聲館道場を設立。著書に「剣の精神誌」など。
〈土田昇〉1962年東京生まれ。土田刃物店三代目店主。著書に「千代鶴是秀」「時間と刃物」など。
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熱い思い
2020/08/15 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門用語が全く分からずに飛ばし読みしたにもかかわらず、後書きで涙した本。
伝説の名工たちへのラブレターだと感じました。