- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/01/09
- 出版社: 晶文社
- サイズ:20cm/132p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7164-7
読割 50
紙の本
舌を抜かれる女たち
著者 メアリー・ビアード (著),宮﨑真紀 (訳)
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン…。歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。西洋古典と現代を行き来し、女性の声を...
舌を抜かれる女たち
舌を抜かれる女たち
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン…。歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。西洋古典と現代を行き来し、女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。【「TRC MARC」の商品解説】
【英ガーディアン紙が選ぶ<21世紀の100冊>に!】
「このコンパクトなマニフェストは、たちまちフェミニズムの古典となった」
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン、テリーザ・メイ……。
歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。
古代ギリシア・ローマ以来の文芸・美術をひも解くと、
見えてくるのは現代社会と地続きにあるミソジニーのルーツ。
軽やかなウィットをたずさえて、西洋古典と現代を縦横無尽に行き来しながら、
女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。
#MeToo運動を受けて追記された二つめの著者あとがきも収録
英ガーディアン紙が選ぶ<21世紀の100冊>のひとつに!
英サンデー・タイムズのベストセラー第1位!
NYタイムズのベストセラーにランクイン!
「権力とは何か、何のためのものか、その大小をどうやって測るべきか、
そういうところから考えていかなければならない。
別の言い方をすれば、女性が権力構造に完全には入り込めないのなら、
女性ではなく、権力のほうを定義し直すべきなのです。」(本文より)
【目次より】
はじめに
第一部 女が発言すること
第二部 女がパワーを持つということ
あとがき 講演を本にすること―そして、失敗する権利について
本から#MeTooへ―そして、レイプに関する考察
参考文献および読書案内【商品解説】
目次
- 【目次より】
- はじめに
- 第一部 女が発言すること
- 第二部 女がパワーを持つということ
- あとがき 講演を本にすること―そして、失敗する権利について
- 本から#MeTooへ―そして、レイプに関する考察
- 参考文献および読書案内
著者紹介
メアリー・ビアード
- 略歴
- 〈メアリー・ビアード〉ケンブリッジ大学古典学教授。ニューナム・カレッジ特別研究員。英国学士院会員。アストゥリアス皇太子賞受賞。大英帝国勲章受勲。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
西洋社会の古典から。
2020/07/10 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスの古典文学者が、女性が発言する、権力を持つことがどのように描かれているか、古代ギリシャの文学から始まって、現代の女性政治家が批判というより揶揄される姿までを紹介し、女性が表に出ない、或いは潰される由来を探る。
女性の視点からくるとそうなるが、果たして男性は? 「バカな女が下らないことを抜かしている」なんて言わず、知的な分析を基に反論してもらいたい。