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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/10
- 出版社: 法藏館
- サイズ:19cm/192p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8318-5562-6
紙の本
神仏分離を問い直す
著者 神仏分離150年シンポジウム実行委員会 (編),島薗 進 (ほか述)
「神仏分離150年シンポジウム」の講演録。宗教学・歴史学の第一線で活躍する研究者らと現場の僧侶が、それぞれの視点と立場から、幕末維新期の一大トピック「神仏分離」をめぐる諸...
神仏分離を問い直す
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商品説明
「神仏分離150年シンポジウム」の講演録。宗教学・歴史学の第一線で活躍する研究者らと現場の僧侶が、それぞれの視点と立場から、幕末維新期の一大トピック「神仏分離」をめぐる諸相を多角的に問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
150年前、明治新政府によって行われた神仏分離は、前近代からの宗教的伝統をすべて変えてしまったのか? それとも、それは一部に留まり、現代まで根強く残った部分もあるのか?
宗教学・歴史学の第一線で活躍する研究者らと現場の僧侶が、それぞれの視点と立場から、幕末維新期の一大トピックである「神仏分離」をめぐって、「神」と「仏」の単純な分離や、仏教の法難、神道の地位上昇という意義に留まらない諸相を多角的に問い直す。
“神仏分離150年”を記念し、長州・山口の地で開催されたシンポジウムの内容を書籍化した、維新の中心地からの問題提起の書。
【主な内容】
・基調講演 明治初期の宗教政策と国家神道の形成:神仏分離を中心に(島薗 進)
・発題一 中世における神仏習合の世界観(真木隆行)
・発題二 近世史研究からみた神仏分離(上野大輔)
・発題三 現代の宗教者から捉えなおす神仏分離と宗教的寛容(木村延崇)
・特別寄稿 狂言と神仏習合(稲田秀雄)
・討 議(司会:池田勇太/パネリスト:島薗進・真木隆行・上野大輔・木村延崇)
・総 括 神仏分離をどう考えるか(池田勇太)【商品解説】
目次
- シンポジウム開催にあたって(高木智見)
- 基調講演 明治初期の宗教政策と国家神道の形成:神仏分離を中心に(島薗進)
- 発題一 中世における神仏習合の世界観(真木隆行)
- 発題二 近世史研究からみた神仏分離(上野大輔)
- 発題三 現代の宗教者から捉えなおす神仏分離と宗教的寛容(木村延崇)
収録作品一覧
明治初期の宗教政策と国家神道の形成 神仏分離を中心に | 島薗進 述 | 9−41 |
---|---|---|
中世における神仏習合の世界観 | 真木隆行 述 | 43−76 |
近世史研究からみた神仏分離 | 上野大輔 述 | 77−100 |
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紙の本
神仏分離のシンポジウム
2022/04/28 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
山口県で行われた神仏分離に関するシンポジウムをまとめた本。神仏習合について本地垂迹説がローカルな神だった日本の神を天部レベルから如来まで引き上げて天皇権威の上昇に繋がっていたという話は興味深い。山口県と鹿児島県での神仏分離策の苛烈さの違い(長州の方が緩やかで薩摩は苛烈だった)に江戸時代からの政策の違いを理由に挙げていたのも面白い。
紙の本
よくわかる
2020/05/13 21:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こよちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本地垂迹説など中世期の神仏をめぐる状況がよくわかった。文章もよみやすい。
紙の本
低価格ながらも内容には満足
2020/03/17 17:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:B767-300 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シンポジウムの講演に基づいて編集されているので、同様の内容を扱った他の類書と比べて読みやすいと感じました。