- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/01/10
- 出版社: ころから
- サイズ:19cm/158p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907239-46-6
紙の本
韓国が嫌いで
韓国社会が押しつけてくる生きづらさに、屈するものかともがいて国外脱出する韓国人女性ケナ。留学生としてオーストラリアに渡るが…。韓国の男性作家によるフェミニズム小説。【「T...
韓国が嫌いで
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商品説明
韓国社会が押しつけてくる生きづらさに、屈するものかともがいて国外脱出する韓国人女性ケナ。留学生としてオーストラリアに渡るが…。韓国の男性作家によるフェミニズム小説。【「TRC MARC」の商品解説】
韓国の男性作家チャン・ガンミョンによるフェミニズム小説を完訳。
日韓で大ヒットした『82年生まれ、キム・ジヨン』とおなじ出版社の「今日の若い作家」シリーズとして刊行された本書は、そのアンサーにもなっている。「キム・ジヨンは、どうすれば病まずに暮らせたのか」との問いへの。
日本の作家、星野智幸は本作について、こう語る。
「韓国社会が押しつけてくる生きづらさに、屈するものかともがいて国外脱出する主人公。彼女に激しく共感するうち、気づいた。これって、日本社会と同じじゃん!」【商品解説】
著者紹介
チャン ガンミョン
- 略歴
- 〈チャンガンミョン〉1975年ソウル生まれ。延世大学都市工学科卒業。新聞記者を経て作家。社会批評からSFまで幅広く執筆。ハンギョレ文学賞、樹林文学賞、済州四・三平和文学賞、文学ドンネ作家賞などを受賞。
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紙の本
自分の幸せがつかめるところへ
2022/03/07 23:02
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投稿者:Maria T - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は前へ進む。韓国が嫌いなわけではない。韓国では幸せになれないと直感的にわかったから。異国でどう感じるのか、韓国国内で若者がどのような閉塞感を感じているのか。日本と似通う部分もあるし、韓国ならではの事情もある。一冊読めば、韓国人で、そこそこ若くて、女性で、という立場の人がどのように感じているのか追体験できる。ワーキングホリデー体験がある人にとっては、うなずくシーンもあるかもしれない。さらりと読める一冊。